2009年7月17日金曜日

ある日の会話


今年も、この花の清廉さに心奪われていたある日、
近所の友人が孫を背負ってやって来ました。
さっそく四方山話に花が咲きました。
友人曰く、「娘婿に言ってやったとよ。娘が気に入らん時は、孫共々いつでも私達が引き取るけんね。娘は、看護士で経済的にも自立できるから、いつでもOKよってね。」

嫁として、妻として、母として、苦労を重ねて来た彼女ならではの、「はなむけの言葉」でした。
良し悪しは別として、最近はこういう親が増えて来ているようです。
また、結婚前に数年間同棲するカップルも結構増えています。
実際に、私も2組の同棲している若者カップルを知っていますが、
この背景には、特に娘方の母親の理解があるに違いありません。

「結婚してから後悔するよりも、一度一緒に住んで試してみるのも良い」

もちろん、こういう事ができるのには、女性の経済的自立は前提条件です。

でも、この結婚前の同棲は(結婚を前提としていなくても)、欧米諸国ではごく当たり前の事なのです。
これは、私の今まで知る範囲の欧米の外国人の間でもそれが当たり前で、
むしろ同棲期間なしで結婚する方が変です。

オーストラリア等では、2年の同棲期間があると、お互いに夫婦と同じ権利が認められるそうで、やはり女性の権利意識が高く、また保障されている事に驚きます。

何はともあれ、「泣く目に会う結婚でも経済的理由等で、一生我慢して続ける」女性は減って行く傾向にあるようで、この点では良い傾向だと言えそうです。

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