2010年8月1日日曜日

興味深いお話(12) ~アメリカの仕事事情~

アメリカ帰国を10日後に控えたミゲルの一番の懸念は、仕事のようです。
既に公務員の仕事は見つかっている様ですが、あまり気乗りがしないようです。
アメリカの仕事事情が垣間見える会話を御紹介します。

私)いよいよもうすぐね!

ミゲル)ええ…嬉しいような寂しいような複雑な気持ちです。帰ってからの仕事が心配です。
    でも、両親が自分たちが以前住んでたマンションを提供してくれましたので、どうやらホームレスには成らなくてよいみたいです。(笑)

私)それは良かったですね。(笑)アメリカも日本のように、経済は上向きになってきたけど失業率はまだ高いんでしょう?

ミゲル)そうなんですよ。 私の大学の同級生では、スターバックスでアルバイトをしてる者もいますよ!私は帰ったら公務員の仕事は決まってるんですが、公務員は退屈ですし、給料は低いし、 いつリストラに合うか解かりませんから、嫌いなんです。

私) 他の先進諸国もその傾向はあるようね。私もイギリスやアメリカのお役所の建物が粗末なのには本当に驚いたわ。日本ではお役所の建物は立派なのがドーンと建ってるでしょ?
  ミゲルのケースが日本だったら、「公務員になれて良かったね」と言うところよね。日本の公務員は給料は良いし、 職を追われる事はほとんど無いと思う。 今でも、成りたい職業のトップを争ってるんじないかしら。

ミゲル)それはアメリカとはだいぶ違いますね。
     またアメリカでは、「大学卒」の学歴の価値が低下しているんです。大学院の修士課程や博士課程を出てくる人がドンドン増えてますし、そう言う人達と競合して行かないといけないので厳しいですよ。僕も大学院に行く事も考えています。

私) アメリカでは働きながら大学院に行くのは、普通なんでしょう?

ミゲル)そうですよ。大学院は殆どが夜間コースですし、
     またインターネットを利用した大学院も多いです。

私) でもミゲルはまだ若いんだから、その点は良い仕事を見つけるのに有利にならないの?

ミゲル) えっ、それは逆ですよ!アメリカでは経験を積んだ40代、50代が評価されますので、経験の浅い20代、30代は、良い仕事を見つけるのは容易ではありません。
     また定年も65歳ですから、50代ぐらいまではネクストチャンスがありますよ。

私)日本とは本当に逆よね。 日本の場合は30を超えると、だんだん良い仕事のチャンスが減ると聞いてるよ。

ミゲル)そのようですね。 国によって雇用形態は変わりますからね。

私)でも、日本も「歳を重ねる事はマイナスだけではない」と思えるような社会になって欲しいと思う。

ミゲル)そうですね。

私)とにかく優秀なあなただから、きっと輝かしい未来を開いていく事でしょう。 GOOD LUCK !!

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