2010年9月18日土曜日

お帰りなさい

ペルーに帰国していたピラルさんが,帰って来ました。
今度は二人の子供さんも一緒です。
子供さんが日本語が出来ないのが、一番の心配事のようです。
でも、子供は語学の天才ですからね。
きっと大丈夫でしょう。
また、私のスペイン語の相手もしてね。
色々と、一緒に楽しみましょう。
先ずは10日のサッカー観戦かな。
楽しみでーす


2010年9月12日日曜日

興味深いお話(No.15) ~ラマダン(イスラム教の断食)~

9月10日はイスラム教徒にとって、心待ちにしていたお祭りの日でした。一ヶ月にも及ぶ断食の期間が終わったのです。この日は世界中のイスラム教徒達が、それぞれの地でお祝いし、沸き返りました。
このラマダン(断食)について、宗教的意味等も含めまして、パレスチナ出身のヤセルさんにお話を伺いました。(9月8日の会話です)

私)今年の夏は異常な暑さが続いていますので、ラマダンも本当に大変ですね。太陽が昇っている間は、一切の飲食が禁じられるんでしょう?

ヤセル)そうです。朝はだいたい午前4時位から夕方は6時位まで、水も飲みません。でも、子供とか、病人とか、妊婦とかは断食しなくてもいいでんす。日本では皆さんから、「大変ですね、大丈夫ですか?」とか心配して尋ねられますが、私達にとってはとても大事な宗教儀式ですから、大変とかは全然ありませんよ。むしろ崇高な気持ちになって、意識も高揚し、脳も活性化している感じがします。

私)そうなんですねー。でも、そもそもこのラマダンと言うのは、宗教的に言ってどういう意味があるのでしょうか?

ヤセル)とても大切な二つの意味があると思います。ひとつは、人間の欲望をコントロールする意思の強さを養う事、もうひとつは、貧しくて食べ物も無い人達の苦しみや気持ちを体験的に感じる事です。

私)やはり、深い意味があるんですね。ところで、このラマダンは年に一回なのでしょうか?

ヤセル)この時期のラマダンはイスラム教徒でしたら、絶対のやらないといけない義務ですので全員が行いますが、あとは個人で決めて自発的にやる断食もあります。年に一回する人、数回する人と色々です。

私)熱心な信者はきっと何回も実践するんでしょうね。
  それで、このラマダンが明けるのは、今年はいつなんでしょうか?

ヤセル)それは月に寄るんです。新月の光が指した夜の翌朝がラマダン明けとなります。今年は明日(9日)か明後日(10日)となる予定です。私も息子と一緒に毎晩、月をチェックしに出かけてますよ。(笑)

私)そうなんですか、息子さんとの絆も強まる事でしょう! ラマダンが明けたら盛大にお祝いをされるんでしょう?

ヤセル)はい。まずラマダンが明けた朝は、早くから皆でお祈りを捧げに行きます。

私)モスクに行かれるんですか?

ヤセル)いいえ、普通は街中の広場とか公園とかに集ってお祈りをします。これは男性も女性も子供も一緒にお祈りをするんです。

私)そうなんですか。

ヤセル)そして、その後はそこでお御馳走をいただいたり、子供達は広場で自由に遊んだりと、楽しく過ごします。

私)厳しい修行の後だけに、さぞ楽しいでしょうね。

ヤセル)そうですね。修行をやり遂げたと言う達成感もあります。また、その日は家族や親類が集う日でもあるんです。お互いに訪問しあって、喜びを分かち合います。また、ふつうは男性は女性に、女性は子供達に贈り物をします。
ほとんどのケースは「お金」をあげます。

私)日本も贈り物として、「お金」をあげるケースは多いので、それはよく理解できますよ。

ヤセル)そうですか。また、この日にしないといけない、とても大事な事があるんです。それは、貧しい人達にお金を寄付をするんです。これはラマダンと同じで、イスラム教徒は皆しないといけません。

私)どれぐらい寄付するんでしょうか?

ヤセル)だいたい年収の2.5%が基準となっています。例えば年収100万円の人は2万5千円を寄付するんです。無理のない額でしょう?

私)強制的な寄付というのは、欲深い私にはちょっとできそうにもありませんね。(笑) 今日はイスラム教が少し身近に感じられた気がしました。
ありがとうございました。

日本ではラマダン明けの儀式は10日の朝に行われました。熊本でも多数のイスラム教徒の方達が、子飼の公園に集って盛大にお祝いされました。
私も興味がありましたので、ちょっと行って来ました。
10日のブログに載せております。
興味のある方は御覧くださいませ。