2012年6月1日金曜日

興味深いお話No.28~イギリスの年金は~

今回のイギリス旅行では、本当によく列車に乗りました。
特に長かったのは、中部にあるバーミンガムから南西にある町、
ペンザンスまで移動した時で、約7時間の列車の旅でした。
ある老夫婦の隣に席を取りましたが、しばらくすると席のテーブルに新聞が無造作に置かれているのに、気が付きました。

「すみません、これ読んでもいいですか?」とその奥さんに尋ねると、
「これは誰でも読んでいいんですよ。」と、ニッコリ微笑んで答えてくれました。
外国の新聞は、時として本当に面白い記事が載っています。
その一つがこれでした。

「充分な年金をもらいたいなら、550,000ポンドの貯蓄が必要」

日本でも馴染みの多いこの種の記事です。

イギリスの年金事情はどうなのでしょうか、和訳してご紹介いたします。


(画像をクリックすると、記事が拡大されます)


(和訳)

長い幸せな退職後の人生をお望みですか? でしたら貯蓄をしましょう。


今の若者が、退職後に年26,000ポンド(約338万円)を確実に受け取るためには、550,000ポンド(約7,150万円)ほど貯蓄する必要があるとの調査結果が、今日明らかにされました。


スコティッシュ ウィドウズ(「スコットランドの未亡人」という名前の保険会社)が毎年行なっている年金調査報告によりますと、私達のほとんどは年金計画となると、砂上の楼閣にいるようなものであるとのことです。


失業や高騰する燃料価格が、私達の年金貯蓄を脅かし、記録的な貯蓄低下を招いています。
私達の半数以上は、所得の最低12%の年金のための貯蓄でさえも、できなくなっています。


例えば今30才の人が、今のお金にして20,000ポンド
(約260万円)の年金を得るためには(これは公的年金を除いています)、
550000ポンド(約7,150万円)の資金が必要となるでしょう。


最も高い収入を得ていると思われる年齢層、平均25才から34才までの若い人達は、退職後は最低でも26,170ポンド
(約340万円)の収入が必要だと言っています。


この額は、現在65才で退職して平均13,000ポンド
(約169万円)の年金を受けている人達の2倍以上の額になります。それにもかかわらず、34才以下の18.4%の人達は60才以前に退職しても充分やっていけると信じています。


この調査報告書はまた、29才以下の成人の75%は老後は子供がサポートしてくれるだろうと信じている事も明らかにしています。
この75%というのは、今の老人達に比べると実に高い率です。


今の50才以上の約66%の人達は、退職後に子供がサポートしてくれるなんて思っていません。


「私達は、今の若者の貯蓄率の低さが、後々の人生で最悪の失意、最悪の貧困を招く恐れがあることを理解させ、予防させなければいけません。」と、スコティッシュ ウイドウズのイアン ナイスミス氏は語っています。


「それでも今の若者達は快適な退職後の生活をおくるチャンスがまだあるというのは、良いことです。私達の目標は、この期待感のギャップを、極端に低い貯蓄を強調し見直させていくことで、埋めていくことだと思っています。」


コメント)
金額が色々と出てきますが、為替レートによっても違いますし、私はイギリス年金の専門家ではありませんので、詳しいことは分かりませんが、
*日本では「若者は仕事が無く、貧しい」とのイメージがありますが、イギリスでは25才~34才までが最も収入が多いというのは、本当に意外です。それでしたら、この保険会社の人が言うように、
年金に対する希望がまだリますよね。
*またイギリスでは60才以前の退職というのも多いようです。この記事でも50才から上をシニアと見ているように感じますね。

また、「公的年金の崩壊」とか言うのは、イギリスではまだなさそうですね。


















2012年5月27日日曜日

イギリスのカントリーは美しい!


約2週間のイギリス旅行を終え、25日に帰宅しました。
今回の旅行の最大のイベントは、バーミンガムの運河で、キャナルボーティングを楽しむことでした。
(イギリスでは狭いボートを使いますので、ナローボートと呼ばれています)

イギリス中に残る運河は、かつては石炭輸送に使われてたんです。その後、蒸気機関車にその役割を奪われた運河は、その後レジャーとしてボーティングを楽しむ場となりました。
運河周辺は、美しい田園風景が広がり、カモ、ガチョウ、白鳥や魚類、また木々にさえずる鳥の声の美しさは、まるでジャングルにいるかの様でした。
少しですが、動画と写真でその素晴らしさをシェアしていただけると、嬉しいです。

                     ナローボートはとてもスローな乗り物で、歩く速さ                                と同じぐらいです。その分、自然に浸れます。
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カモのファミリーです

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こちらは白鳥のファミリーです。翌朝は冷え込んだのですが、親白鳥は子供を背中におんぶして、翼で覆うようにして暖めてましたよ! 感心しました。


一面に広がる菜の花。 オイルを取るそうです。

  
運河の周辺には、このような羊や牛の牧場が広がります。

 運河には昔から残る石橋が無数にあります。 この下をボートでくぐるのは、ちょっと難しかったですよ。
この馬は声をかけると走り寄って来ました。運河がなかったら、もっと近くまで寄ってきたことでしょう。