2012年9月16日日曜日

興味深いお話No.29 ~イギリスの新聞より~

先日、「薩英サロン」からお招きいただきまして、鹿児島で「英国運河とビートルズを訪ねて」の旅談義をして参りました。サロンの方々の熱いおもてなしに感謝しどうしの2日間でした。

帰宅してから、「あれも話せば良かった、これも話すべきだった」と思うことばかりですが、最度イギリスから持ち帰ったMETRO社のフリーペーパーに目を通すうちに、面白い記事があったことを思い出しました。

それをここで御紹介したいと思います。

何事もカップルが基本の西洋文化では、パートナーがいないと辛い思いをすることも多そうです。このコラムの男性の様に真剣に悩んでいるケースも少なくはないことでしょう。

でも私が感心したのは、回答者達の的確な、直接的で解りやすい、しかも的を得たコメントです。
具体的にどうすれば良いかが、きちんと示してあるのは、やはり表現がオープンな英語圏ならではのものかもですね。

和訳)

(人生相談コラム記事での質問)

*私は30歳になる男性ですが、まだ一度も彼女ができないんです。相手に執着してしまう傾向があり、自分がどう感じているのかを伝えると、相手に拒絶されてしまうんです。

自己嫌悪や自己評価の低さ、そして落ち込みなどを治すため、何年もセラピーを受けてきました。
失敗感に陥ったり、セックスのためにお金を払ったり、幸せな人を見ると腹が立ったりするのが、もう自分で自分が嫌になっています。

自分の怒りの感情がとても激しいのには、自分でも怖くなるほどなんです。

人と会う機会を増やし、女性と出会いたいと努力をしていますが、私の女性へのアプローチには何か基本的に欠けているものがあるように感じています。あるいは私自身の中に、失敗を運命付ける何かがあるのでしょうか?

「肩の力を抜いて、あなたらしく」のような古い諺ではない、何か良いアドバイスをお願い致します。

*回答)

今までに言い古された諺ようなアドバイスではなく、包み隠しのない率直なアドバイスがお望みならば、ルパート、・スミス(作家)がまさにその人です。

リパート氏は次のように言っています。

「私は(肩の力を抜いて、あなたらしく)なんて絶対に言いません。なぜならあなた自身は現時点では、女性との関係を持つ準備が出来ていないからです。30歳はまだ若いし、また自分の過去を振り返って、一体何が自分の人生を滅茶苦茶にしたのかを考え出す時期でもあるのです。
もしもあなたが彼女がいないことで、自分を評価し続けるなら、失敗よりもさらに酷い状況に自分があると思うようになるでしょう。」

ジェニー(チャット ライン ガール)は、あなたの自己認識は10倍ぐらい過剰に膨らんでいると言っています。ジェニー氏によると、

「切羽詰まって異性を求める状態はある匂いを発し、女は一マイル離れた所からでもその匂いに気付くと言われています。」

端的に言いますと、あなた自身がもっと幸せな人にならなければ、恋人は見つからないでしょう。

セシリア(心理学博士)によりますと、その切羽つまった状態を思い出させる全ての物を捨て去る必要があります、とのことです。

博士は次のように言っています。

「女性達に電話することを一切止めることです。そして自分自身の中に歩み入るのです。
そしてあなたを動かす動機は何かを探るのです。
きっとそれは女性だけではないはずです。」

友達ともっと時間を過ごして、新しい友達も増やしましょう。

「新しい趣味活動を始めて、もっと旅行をしましょう。違う観点から自分を見るようにしましょう。不満な自分の視点からではなく、もっと人生を精一杯生きている自分の視点から」(博士)


被害妄想や自分の考えの中に閉じこもることは簡単です。チャネルを変えましょう。

ジェームス(作家)は次のように言ってます。

「そんな否定的考えが自分の頭の中で膨らんで渦巻いていると、外部からの音をもみ消して、だんだん被害妄想は大きくなるんです。自分の頭の中とは違う外部の世界に波長を合わせる必要があります。
殆どの男性は、相手の女性が自分の思いと殆ど同じだとの確信が出来た時に、愛を告げます。
あなたは愛の告白をした時に、それが相手の女性をうっとりさせると想像できますか?
想像できないでしょう」

自分でアンテナのスイッチを入れることができないと思われるなら、その時は行動セラピーを受けてください。その治療はあなたの想像力を促し、怒りの感情も含めた強迫観念のサイクルを壊すのに役立ちますよ。
あなたの望んでいる、女性との幸せな関係は、あなた自身にもっと優先順位を持った時に実現するでしょう。
(すみません、一つぐらいはことわざ的な事を言わないと、終われないんです)

リサ スコット


(私の個人的感想) 

自己評価が低くなったり、自己嫌悪に陥ったりは、誰しも経験することです。その時は、
違う観点から自分を見るというのは、参考になりますね。そして外的要因よりも、自分自身に優先順位を置く…なるほど…
また、旅行は思っている以上に心理療法につながるんですね。