2013年3月2日土曜日

興味深いお話No.31~私の国には税金はない~

ただ今、確定申告の書類作成の真っ最中という方も多いことでしょう。
そんな中、「私の国には税金はありません」との夢のようなお話を伺いました。

お話してくださるのは、南米のベネズエラ出身のミゲルさんです。

私)このところ、ガソリン代や灯油がどんどん値上がりしていて、その影響で小麦粉等の原料価格もじわじわ上がって行ってるようですが、ベネズエラは石油産出国ですから、そんな心配はないのでしょう?

ミゲル)はい、幸運にもベネズエラは世界でも有数の石油輸出国のひとつで、埋蔵量はドバイを抜いて世界最大となんです。それでガソリン代もとても安く、1リットルが0.85円です。

私)そうなに安いんですか! タダ同然で羨ましいですね。

ミゲル)ベネズエラは一日に約300バレル(1バレルは約160リットル)算出してますから、ざっと計算しても凄い政府収入となります。

私)そうですね!凄い収入になりますよね。
  オイルマネーで財政豊かな国ですから、きっと税金も安いんでしょうねー。

ミゲル)日本のような所得税、健康保険料、年金保険料等は一切ありませんよ。日本ではサラリーマンはそういう税金が天引きされてますが、ベネズエラでは全然何も引かれてませんよ。

私)えっ、税金がないんですか、いいですね!

ミゲル)税金を払ってるのは、大企業だけで、中小企業も税金はないです。

私)では、日本のように法人税が少し下がったとか喜んでいるようなレベルの話ではないですね(^_^)
  もしかして、医療費なども無料ですか?

ミゲル)そうですよ。医療費や高校までの教育費は、基本的に全て無料です。医療は公的な医療機関は無料で、民間の病院はもちろん有料なんですが、お金持ちは民間の病院に行きたがります、なぜならそれが一つのステータスになるからです。

私)なるほど。 日本からすれば何か夢みたいなお話ですね。
  年金の方はどうなっていますか?

ミゲル)年金は女性は55歳から、男性は60歳からとなってます。年金の額はもちろん、働いていた時の給料にもよりますが、最低1000週間(約20年)働けば、最低額でも普通レベルの生活ができる額が支給されます。

私)いつ破綻するか分からないような状況の日本の年金制度からすると、本当に嘘みたいなお話ですね。日本のミニマム額の老齢基礎年金は月に約65000円ぐらいで、とても生活できる額ではないです。また、その額(満額)をもらうには40年間も保険料を収めないといけないですよ。

ミゲル)エッ、40年間はとても長いですね!そして、そんなに少ない額なんですか?それでは生活できませんよね。

私)そうなんです、年金も含めた老後不安が増えていまして、やはり貯蓄型になってしまい、消費力の回復がなかなかできないのが日本の現状です。ベネズエラでは、老後不安がないですから、さぞかし消費が盛んなことでしょう。

ミゲル)そうなんですよ。皆ジャンジャンお金を使って、使い過ぎの傾向があります。(^_^)例えば、6人家族だったら6台の車があったりするのが普通です。

私)環境にはちょっと悪そうですね。
ところで、日本では今、雇用も大きな社会問題ですが、ベネズエラではもしも失業したりしたら、どうなるんですか?

ミゲル)失業手当が1年間支払われます。1年あれば次の仕事を見つけれると言う考えからです。

私)1年ももらえるんですか、それもすごいですね。日本では最長でも5ヶ月だそうです。そして支給条件もけっこう厳しくなってるみたいですよ。

ミゲル)それは大変ですね。

私)やはりオイルパワーは凄いものがありますね!ベネズエラの主な産業はやはり石油ですか?

ミゲル)はい、GDPの80%は石油とガスです。

私)80%もですか、それにも驚きますね。農業の方はどうですか?

ミゲル)農業も盛んですよ。日本では食料自給率が約40%と聞いていますが、私の国では90%はあります。

私)そんなに高いんですか!国の財政も豊かで、食料も豊富・・・そんなパラダイスの様な国の悩みと言ったら何でしょう?

ミゲル)そうですねー、やはり麻薬とか銃とかが簡単に手に入って、犯罪が増えていることでしょうか。特に銃はアメリカから簡単に手に入りますから困っています。

私)そうなんですか。「食足りて礼節を知る」と言う言葉がありますから、国民が不安なく食べれる国は、より安全だというイメージがありますが・・

ミゲル)人間の欲望は限りがありませんから、そういった意味では、どんなに財政的に豊かな国でも犯罪率の高いところは高いです。
日本は潜在的な財政難があるかもしれませんが、とても安全で平和な社会です。
それは心の中に平和が宿っているからなのでしょうね。
世界に誇れますよ。

私)ありがとうございます。
  お話を伺っていて、天然資源の少ない日本はやはり「技術」で国を富ます以外にはないのかなぁと思いました。



英語講座の発表

1月の末にあった、町民センターでの講座発表会の一コマです。
この子達も1年間の学習をよく頑張ってくれました。
今年は、将来なりたい職業も言えるように練習させました。

客席からは、「ほー!」とかの感心の声も聞かれ、
子供達も楽しんだ発表会でした。