2020年2月23日日曜日

今年の誕生日

今年の誕生日は、夫の自由時間が増えたおかげもあり、2泊の旅でお祝いしました。
国東では、約1300年の古さを誇る国宝「富貴時」を訪れ、そのお寺の畔にある民宿に泊まりました。ここは以前から「泊まってみたい」と思ってた庵ですので、とっても嬉しかったです。
翌日は、打って変わって国際的なホテル「杉の○○○○」に泊まりました。
予約する時に、誕生日で泊まることをホテル側に告げていたせいもあって、プレゼントの数々をいただきました。
ミニキッチンの付いた広ーいスイートルーム、メッセージ付きのブーケ、ディナータイムにはお祝いケーキプレート、生演奏でオペラ歌手が歌ってくれたお祝いソング、ホテル従業員が揃ってその歌に合わせて手拍子・・・
ちょっと恥ずかしかったけど、すごーく嬉しいひと時でした。

外国ではこんなサプライズは結構ありますが、日本では初めてでした。
インバウンドの多いこのホテルならではなのでしょう、とっても気に入りました。


 ミニキッチン付きの広いスイートルームは、オーシャンビューで眼前に別府湾が広がり、気持ち良かった。
従業員も揃って手拍子してくれた、オペラ歌手の生演奏のお祝いソング

可愛いお祝いケーキプレート

この日をプレゼントしてくれた夫に、Thank you !!


2020年2月17日月曜日

KSN つぶやき 投稿 第2回

「同一労働 同一賃金」・・昨今、新聞でも頻繁に目にするようになった、この言葉である。
実を言うと、この言葉を目にした途端、私の頭にはニューヨーク、そしてドイツことが浮かび上がる。

もう20年も前になってしまった2000年の夏、私はニューヨークで開かれる「世界女性会議」に向け、ある新聞記者の
随行通訳の仕事をゲットし張り切っていた。
そして「どこかのワークショップで発言の機会があるかも!」との期待を胸に、日本女性を取り巻く環境の資料・情報を色々と収集していたのだった。

そんな中で、あるドイツ人女性と知り合いになり、ドイツと日本の女性環境についての情報を色々と交換し、とても興味深い日々を過ごしていた。

そんなある日、そのドイツ人女性が言った。
「日本では多くの女性はパートで働いていますが、賃金も低く労働も補助的なものばかりですね。
ドイツではパートももちろん多いですが、賃金は正規職の賃金を労働時間数で割ったもので、基本的に同じ、そして
仕事の内容も変わりませんよ」

その当時は「同一労働 同一賃金」の言葉さえ存在してなかった日本である。

この言葉がやっと現実のものとなって行くのか・・道は遠そうである。

KSN つぶやき投稿 2020第1回

1月1日、新年の新たな気持ちでメールチェックをすると、今年もイランからの御年賀メールが来ていた。

「HAPPY NEW YEAR !」から始まって今年一年の多幸を祈り、日本滞在中にお世話になったことへの御礼が丁寧に述べてあった。

別に特にお世話したことはなかったのだが、私の英語スクールに講師として来ていただいたので、普通に接していただけである。
今はある大学の教授になられて、社会的にも高い地位に付かれているらしい。

「もしイランに来られたら、国賓としてお迎えしますよ」と、冗談に言われていたが、少し現実味を帯びてきているようだ。
イランと言えば、アメリカがイラン司令官を殺害したことで、両国の緊迫感が高まっている。
この方はどんな気持ちでおられるのだろう。
戦争にならないことを祈るのみである。

(2020年、1月7日 投稿)

2020年2月3日月曜日

「オカリナミニコンサート&国際交流の集い」

子供達が戯れる広い、広い公園、
早春の陽の光に輝く芝生が波打っている、
そんな美しい風景が窓から飛び込んでくる会議室でした。

そこに笑みを湛えつつ集ってくださったのは、何と48人!!
かくも盛大に、かくも活力あふれる集いができましたこと、
スタッフ一同、心より御礼申し上げます。

●第1部では、オハイエやメープルサウンズで、障がい者の方達の音楽指導に尽力されている
「ハルさん」に、約30分のオカリナコンサートをしていただきました。
「アメイジンググレイス」や「千の風」等の曲が、静かに力強く朗々とお部屋に流れ出すと
参加者の皆さんもウットリ♡






●第2部では、インドネシア出身で熊大の大学院工学部博士課程で「コンピューターサイエンス」を
研究されている「ハニフさん」が、自国の紹介をされました。

ハニフさんは、日本人に大人気のバリ島の紹介や、インドネシアの歴史等について、流暢な日本語を使ってお話しされました。
ちなみに、ハニフさんは日本のアニメや漫画(インドネシアでは大人気)が子供の頃から大好きで、それで日本語を全て覚えたそうですから、
驚きです。
インドネシアと日本の関係についてのお話もありましたが、それまでの340年間植民地支配をしていたオランダを破り、
大戦時3年間だった日本の植民地支配、スカルノ大統領の第?夫人であったデビ夫人、
新首都建設に莫大な投資をしているソフトバンク、領海で法破りな漁をする中国とのトラブル仲裁役の日本、インドネシア料理が大好きな現地の日本大使などなど、
歴史的にも将来的にも、両国が深い関係がある事などをお話しされました。

また私が、「2月末に一時帰国され、結婚されるんですよ」と申しあげますと、会場から割れんばかりの温かい拍手が沸き起こりました。
ハニフさんもとっても嬉しかった様子でした。


●第3部の「カフェタイム」では、KSN会員のMさん御家族が経営されている建設会社で働かれている、ベトナム出身の青年3人さんをお迎えしました。
皆さんの前に並んでいただいて、ちょっとたどたどしい日本語で自己紹介をしていただきますと、これまた大きな拍手が沸き起こりました。
私も(皆さん日本の状況が良く分かっていらして、頑張ってね、ありがとうね、の拍手なんだ)と感じました。



4グループぐらいに分かれて、スナックやコーヒー、ポンカン(バンエーさんの差し入れです、ありがとうございました)をいただきながらの
座談会には、ハニフさん、ベトナム青年さん達に各テーブルに入っていただきましたので、国際的座談会となり盛り上がりました(^▽^)

これまで「外国」と言えば、私達の頭には「西洋諸国」が浮かんだ時代でした。でも、この日の集いのように、
これからは先ず「アジア諸国」が先に来る時代となって行くでしょう(もう既にそうなっているかも)
日本に来るアジア諸国の労働者が「日本に働きに来て良かった」と思えるような日本であり、日本人でありたいと思います。
そんな深いことを学ばせていただいた一日でした。
皆さまの御協力に、心より感謝申し上げます。