2021年3月28日日曜日

オリンピック ボランティア

 

昨夜たまたま、世界的な建築家「隈 研吾」氏のインタビューをテレビで見た。
東京五輪のメイン会場となる新国立競技場、そのデザインに込めた熱い思いを語っておられた。
何と、法隆寺の五重塔から多くのヒントを得て作ってあるそうで、スタジアムの外周には軒庇(のきびさし)が複数重ななり、日本建築の軒下の美も伝えているとか。

また、風の通りを様々に研究し、空調機に頼らないで風を取り入れる工夫もしてあるそうだ。


世界で評価が高まる「木」をふんだんに使い、日本伝統建築の良さと技術を伝えるこのメッセージは、SDGsにもピッタリ適合していて、きっと世界的にも高く評価されることだろう。
「行こうか、止めとこうか・・・」と、ずーッと揺れる心のオリンピックボランティアの私だが、
これで大きく「行こう!」の方に、心の振り子が振れた瞬間だった。やはり芸術の力は大きい!