2022年7月18日月曜日

セントアンドリュースの思い出

 今年のThe Open(全英オープン)は第150回の記念ということで、ゴルフの聖地とされる、セントアンドリュース オールドコースで開かれている。

連日の熱戦を見ていると、テレビに映るオールドコースの風景に、懐かしい旅の思い出が鮮やかに蘇ることがある。

特に静かなうす水色の海の風景がなぜか印象に残っている。また、長い歴史のたたずまい溢れる街のようす(建物の間の狭い道路を歩いたなー)、アクセントの強い英語・・・といった感じで、30年前の旅のシーンが静かな興奮を持って、頭の中で再現されるのである。

あれからもう30年にもなるのか・・・

その時私は、幸運にも菊陽町の「人材育成基金」を与えられ、ヘイスティングズにある英語スクールで「外国人英語講師のためのブラッシュアップコース」を、2週間の予定で受講しに行くことができたのである。

せっかくなのでその前に、マンチェスターにいるイギリス人の友人宅に数日間ホームステイをして、その後スコットランドまで足を延ばすことにした。一人の友人が日本から同行した。

マンチェスターには5泊ぐらい、スコットランドでは4泊ぐらいしたと思う。

私はその当時はまだゴルフをしていなかったが、夫から話を聞いていたので、セントアンドリュースには是非とも行ってみたかったのだ。そこで友人とは別行動で、私だけで「日帰りバス旅行」をしたのだった。

目指すセントアンドリュース オールドコースには入れなかったが、そのすぐ横にある「ブリティッシュゴルフミュージアム(英国ゴルフ博物館)」には入ることができた。

中には600年にも及ぶゴルフの歴史をパネルや写真、映像ともに紹介してあり、全英オープン最初のチャンピオンベルトや勝者に贈られる優勝トロフィー、クラレットジャグなどの所蔵品が所狭しと並べてあった。ゴルフが世界中へ広まっていった様子やセントアンドリュースの町に与えた影響、全英オープンの歴史をたどる展示なども興味深いものがあった。

全体的に重厚で静かな雰囲気で、とても素敵な空間が広がっていた。

またどうしてか分からなかったが、テレビにはボビージョーンズがオールドコースでプレイしているビデオが流れていた。

後で調べてみると、1930年〈28歳)の時に、彼は多難の末に、何とアマでここで優勝したそうだ!

この年はグランドスラムも達成しているそうで、オールドコースとしても記念すべき年なのに違いない。

こんな特別な体験の一日旅行だったのに、今の私の手元にはミュージアムで購入したタオルが残るのみである。写真もどこに行ったか分からない。きっとCDに焼き付けて、家のどこかに埋もれているのだろう。

探したい気もするが、それよりも元気なうちにもう一度、セントアンドリュースに行って、それもオールドコースでゴルフをしたい。夫や弟や友人達と楽しくゴルフをしたい・・そのことの実現にエネルギーを使いたいと思う今である。

       ( ミュージアムで買ってきたゴルフタオル)

ゴルフミュージアムで買った、ゴルフタオル

ミュージアムの中の様子




2022年7月8日金曜日

「信託ってなに?+チェロ演奏」の集い

 7月6日に、ゆるサロンの勉強会をしました。

テーマは「信託ってなに?+チェロ演奏」でした。

会場はパークドームの会議室でしたが、22名の参加者で今回の勉強会も、会場の制限中ではありましたが、定員いっぱいでした。

第1部

チェロの演奏です。

奏者は、チェロを始めて60年のキャリアだそうで、白髪が素敵な「野島秀司」さん

演奏が始まり、バッハの「G線上のアリア」 サンサースの「白鳥」など有名な曲が流れだすと

参加者の皆さんもうっとり・・・素晴らしいオープニングでした。





第2部

「信託って何?」です

信託の仕組みと信託商品のテキストを見ながら、パワーポイントを使って

「信託とはどういう制度か」「ライフステージと信託」を「教育資金贈与信託」から

始まり「遺言制度と遺言信託」「後見制度支援信託」「公益信託」「特定寄付信託」など

様々なシーンについて、一般社団法人 信託協会総務部の藤田敏夫さまが

詳しくお話頂きました。

専門的な内容が多く、ちよっと難しかったと思いますが、「信託制度」以前よりも身近に

感じられ、何かの参考にしていただければ嬉しいです。


2022年7月3日日曜日

弥護山ハイキング





 連日の猛暑で、「こんな時にハイキング?」という感じだったが、リーダーの取ったcourseは「弥護山」コースだった。

行ってみると、そこは「沢コース」で深い森の中には涼しげな沢が流れ、時おり吹いてくる山風は例えようもなく気持ちが良かった。

ランチも沢のほとりで最高の気分!

木々には夏の光が輝き、神々しい感さえあった。

このような一日を持てた幸運に感謝したい。その気持ちもあって、次のような短歌を作ってみた。