2013年10月8日火曜日

もっとアフリカ

夏の余韻がまだ色濃く残る10月5日(土)に、久しぶりに「KSN国際交流クラブ」の集いをしました。
今回のゲストスピーカーは、アフリカのナイジェリア出身のチケさんです。
「日本に住むのは長年の夢でした。」と語られるチケさんに、アフリカの(ナイジェリア)について、
良い点も悪い点も含めてのお話を伺いました。


 「日本と聞くと、アフリカ人はとても尊敬の念を持っています。それは、高度な技術を持ちながらも、古いオリジナルな文化もたくさん残っているからです。イギリスの植民地だったこともあって、ナイジェリアにはオリジナルな文化は殆ど残っていないんです。」
とのお話から始まりました。



アフリカ全体のお話もありました。

アフリカ中西部に位置するナイジェリア




イボ族の独立戦争時の子供達は、食糧不足で飢餓に陥った。
独立は失敗に終わった。




ゲーム等はなくても、自然の中で楽しく遊ぶ今のナイジェリアの子供達



賄賂が公然とはびこるナイジェリアの政治。政治家達は自分の懐を肥やすことに熱心で、
庶民の貧困をよそに、こんな大邸宅に住んでいる



政治から見放された国民の多くは、こんな貧しい暮らしをしている



しかし、どんなに貧しくても、「人生を楽しむこと、家族を愛すること」をアフリカ人(ナイジェリア人)は忘れない。
毎年30000人以上もの人が自ら命を落とす日本だが、「何でも揃っている日本なのになぜ?
アフリカ人は人生を捨て去ることは先ずない」と語るチケさんでした。


「生活がどんなに苦しくても、人生を楽しむことを忘れない・・・そんな生き方に感動しました」といった感想も飛び交った、楽しい茶話会でした。
   
Thank you very much for your attendance, everyone.

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