2010年8月7日土曜日

風を見る


写真では良く伝わりませんが、家のキッチンから見える裏の田んぼです。
灼熱の太陽に輝く稲が、涼風に揺れるのを見るのが私の楽しみです。
全てを忘れさせてくれる美しさなのです。

風に心を移入してしまう私は、やはり日本人だと実感もさせられるひと時です。



ペアカップ

" This is for you & your husband."
と言ってミゲルが差し出したのは、このペアカップでした。
「お別れの記念に何か」と思ったのでしょう、なかなか感心な事でした。
この可愛いデザインはすっかり私のお気に入りとなりました。
これでエスプレッソをいただきましょう...でも、夫は濃いコーヒーは嫌いなんです!

結局はお客様用となりそうです。



2010年8月1日日曜日

興味深いお話(12) ~アメリカの仕事事情~

アメリカ帰国を10日後に控えたミゲルの一番の懸念は、仕事のようです。
既に公務員の仕事は見つかっている様ですが、あまり気乗りがしないようです。
アメリカの仕事事情が垣間見える会話を御紹介します。

私)いよいよもうすぐね!

ミゲル)ええ…嬉しいような寂しいような複雑な気持ちです。帰ってからの仕事が心配です。
    でも、両親が自分たちが以前住んでたマンションを提供してくれましたので、どうやらホームレスには成らなくてよいみたいです。(笑)

私)それは良かったですね。(笑)アメリカも日本のように、経済は上向きになってきたけど失業率はまだ高いんでしょう?

ミゲル)そうなんですよ。 私の大学の同級生では、スターバックスでアルバイトをしてる者もいますよ!私は帰ったら公務員の仕事は決まってるんですが、公務員は退屈ですし、給料は低いし、 いつリストラに合うか解かりませんから、嫌いなんです。

私) 他の先進諸国もその傾向はあるようね。私もイギリスやアメリカのお役所の建物が粗末なのには本当に驚いたわ。日本ではお役所の建物は立派なのがドーンと建ってるでしょ?
  ミゲルのケースが日本だったら、「公務員になれて良かったね」と言うところよね。日本の公務員は給料は良いし、 職を追われる事はほとんど無いと思う。 今でも、成りたい職業のトップを争ってるんじないかしら。

ミゲル)それはアメリカとはだいぶ違いますね。
     またアメリカでは、「大学卒」の学歴の価値が低下しているんです。大学院の修士課程や博士課程を出てくる人がドンドン増えてますし、そう言う人達と競合して行かないといけないので厳しいですよ。僕も大学院に行く事も考えています。

私) アメリカでは働きながら大学院に行くのは、普通なんでしょう?

ミゲル)そうですよ。大学院は殆どが夜間コースですし、
     またインターネットを利用した大学院も多いです。

私) でもミゲルはまだ若いんだから、その点は良い仕事を見つけるのに有利にならないの?

ミゲル) えっ、それは逆ですよ!アメリカでは経験を積んだ40代、50代が評価されますので、経験の浅い20代、30代は、良い仕事を見つけるのは容易ではありません。
     また定年も65歳ですから、50代ぐらいまではネクストチャンスがありますよ。

私)日本とは本当に逆よね。 日本の場合は30を超えると、だんだん良い仕事のチャンスが減ると聞いてるよ。

ミゲル)そのようですね。 国によって雇用形態は変わりますからね。

私)でも、日本も「歳を重ねる事はマイナスだけではない」と思えるような社会になって欲しいと思う。

ミゲル)そうですね。

私)とにかく優秀なあなただから、きっと輝かしい未来を開いていく事でしょう。 GOOD LUCK !!

キューバ料理でミゲルとお別れ

約2年間、本当に良く私の英語スクールのために働いてくれたミゲルです。
御礼の意味を込めて、「キューバ料理でお別れの会」を催しました。
集まってくれたのは、やはりミゲルの生徒達が中心でした。
文化は違っても、考え方は違っても、言語は違っても、温かい心は人の心に流れ込むことを証明した
集いとなりました。


普段から料理をしているだけあって、慣れた手付きです。後ろに見えるのは、新しい先生のヤセルです。
シリア出身のムハマドも、冗談連発で自分自身が一番楽しそうでした。

「ビールをそんなに入れるの!?」
キューバの人気メニュー、「コンポヨ」は、ビールでお米を煮込むんです。


今夜のパーティのためにエレガントな装いの奥さんのリサです。
原水駅でミゲルとリサを拾いましたが、駅の階段を下りる時にミゲルがサッと降りて、後からゆっくり降りて来るリサに手を差し出して、階段を下りる手助けをしてました。そして、私の車のドアを開けてあげたのです!
" Thank you, baby."
と、クールに答えるリサの姿に、「いいなぁ!」と思ってしまいました。
どんなに教育しても、私の夫はここまでは無理のようです。(笑)


これも、キューバではよく食べるそうです。バナナの丸焼きです。



予定を大幅に遅れて、やっと出来上がった「コンポヨ」です。あたりは、おいしそうな香りで一杯です。




ケーキも飲み物も奮発しました。
ムハマドはシリア料理、ヤセルはレバノン料理とを一品ずつ持って来てくれて、国際性が高まった食卓でした。





「いただきまーす!」
8時を過ぎて、やっと食べれたご馳走でした。お腹がすいた皆さんもは、「おししいね!」の連発でした。


食べるのもひと段落した頃、木村さんのキーボード演奏が始まりました。お別れ会に相応しい曲を何曲も演奏してくださり、皆で歌い出した曲もありました。


「サルサダンスの事で、ちょっと尋ねたい事がありますので…」と言う事で参加された、M先生です。
長年練習されてるケーナ演奏と、ユニークなトークで会場が盛り上がりました。



笑顔が可愛いこのキューバ出身の男性は、私のサルサダンスの先生なのです。
簡単なダンスを楽しむ予定でしたが、あいにく時間の都合で出来ませんでした。
この2年間、本当に気持ち良くスクール運営が出来たのも、この二人のおかげです。
Best Wishes for you two !!