2012年12月4日火曜日

寺山修司 作詞の 青森大学校歌


先日、朝日新聞を読んでいて、寺山修司が書いた校歌があるのを知った。
「青森短期大学校」の校歌で、昭和37年に作られたもので、今も青森短大、青森大学の両校で歌われているそうである。
「空に大きく字を書こう  書物の森に出かけよう …」
何と大きな世界、何と意味深い言葉なのだろう!
この出だしにすっかり魅了されてしまったものの、新聞には最初の数行しか紹介されてなかったので、自分で調べてみた。
そこには洗練された言葉、そして爽やかで力強く、勇気を与えてくれる詩の世界が広がっていた!
八方塞がりの日本で喘ぐ若者達みんなにこの詩を送りたい気持ちがする。
そして、もはや若者ではなく、また残された時間も若者よりグンと少ないが、
確かにまだ未来はある私にも。


若者よ 若者よ
1.
空に大きく字を書こう

書物の森に出かけよう

今こそ時は青春の

日を惜しむかにめぐりゆく

立ちて掲げん真実は

ただ一握の灰ならず

若者よ 若者よ

われらの母校 青森大学

血潮は赤く海青し

希望は燃えて空晴るる

ここみちのくの八甲田

あおぎて鐘をならすべし

2.
海にはるかに問いかけよう

学びの舟でこぎ出そう

今こそ時は青春の

日を惜しむかにめぐりゆく

立ちて掲げん自由とは

ただ一握の灰ならず

若者よ 若者よ

われらの母校 青森大学

2012年12月2日日曜日

「げのむガイド」さんと歩く、厳選・京都の旅

晩秋が初冬に歩みを早める11月の終わりに、神戸、大阪、京都を訪れました。
神戸と大阪ではピラルさんや、5月にイギリスにキャナルボートをしに行った時の友人二人とも再会できて、とても楽しい訪問となりました。

また、京都では「熊本シニアネット」のフレンド、「げのむ先生」と先生の奥様に、いわば京都中級レベルとも言える場所を中心に案内していただきました。おかげで学び&感動の3日間を過ごすことができました。


フェルメールの「首飾りの少女」を見るためにやって来た神戸でした
ピラルさんも、仕事を休んで神戸まで同行してくださいました


二人とも、それなりに納まってます(笑)

大阪のお二人とお会いすると、相変わらずお酒とお話で盛り上がります

ピラルさんの勤めるスペイン料理店「ウニコ」でディナーをいただきました。
店長、シェフ、スタッフの皆さんもテーブルまで御挨拶にみえ、恐縮しました。
このスペインのビールをはじめ、高級ワイン、おいし~いスペイン料理の数々を
大サービスでふるまっていただきました。
ピラルさん、ありがとう!

 京都では、いよいよ「げのむガイド」さんの案内で、「みやこ歩き」の旅が始まりました。
この日は奥様も御同行いただいて、京都の色々な地に残る、歴史やエピソードをたくさん聞かせていただきました。(法金剛院にて)
 鳥羽天皇の中宮・待賢門院が復興したお寺・法金剛院。 80種以上の蓮が植わるこの池も、この時期は静かな水鏡を湛える。
濃い緑の苔と紅葉の赤のコントラストが美しい!

  思わず目を引き付けられる建築美 (妙心寺で)

「 げのむ夫妻」がやっと見つけてくださった、兼好法師のお墓 (長泉寺で)
実は私は「徒然草」の大ファンなのです。兼好法師も喜んでくれたかな?
黒と白そして金のコントラストは  wonderful !
この豪華さは、さすがに「御室御所」  (仁和寺で)



 モミジの赤が豪華さに一段と華を添える

宿は思い切って、町家や茶屋をリフォームした伝統家屋の
ドミトリーにしました(相部屋です)

中庭の見えるリビングは家庭的雰囲気で、
皆のマナーも良く、快適でした

中の様子

部屋に入るなり、"Are you Japanese ?"と話しかけてきた
香港から来たクレアさんとすっかり意気投合しました。
クレアさんは、京都は5回目だそうで、「冬の京都もとってもいいよ」とのことで、
京都・上級レベル旅行者だと思いました。

このオーストラリアから来た御夫婦ともよく話しました。
「日本ではどこででも喫煙している」と、驚いた御様子でした。
オーストラリアの禁煙はとても進んでいて、日本も見習ったほうが良さそうです。
6週間の休みを取って、四国、奈良、京都を回られているそうで、特に古寺・古仏の芸術性に
圧倒されてる御様子でした。


2日目は市街からだいぶ離れた「高尾」にある、神護寺と高山寺を訪れました。
五木寛之の[百寺巡礼」に載ってるので、是非とも行ってみたい所でした。
この日は、一人旅となりましたが、石段をせっせと登って来ました。

紅葉が落ちてしまった風景も、「いとをかし !」

凛として高貴なこの建築美に思わず "How beautiful !"

Wow !  It is fantastic !!

古寺に似合う純白の椿

神護寺はこんな高い山の中にあるのです。
この谷に向かって、カワラケを投げて来ました。難よけのおまじないだそうで、
五木寛之もやってましたので、私もやって来ました。

この苔の厚さが歴史を物語る

        高山寺のほうは、人影もまばらでラッキーでした

How peaceful !!



高山寺には日本で最初にお茶が植えられた場所なのです。
そのお茶園が残っています。
もちろん、当時は大変貴重なお薬として、一部の高貴な人達だけに飲まれてました。

  3日目は大原にやって来ました。静かに広がる田園風景に心が和みます


       空に向かって真っ直ぐに伸びる杉が何と美しいことか !

この日も「げのむガイド」さんがお供してくださいました。
とても歩くのが速く、過体重の私は追いつくのに必死でした(笑)

「三千院」等の人の多いところを避けて歩くと、「これぞ京都」といった感じの
小道がある。

平家物語ゆかりの寺「寂光院」、天台宗の古刹「来迎院」を訪れた後は、「音無しの滝」まで歩きました。この滝は、今度の旅の大きな目的の一つで、無事に辿り着けて本当に嬉しかったです。
「げのむガイド」さん、ありがとうございました!
 音無しの滝とは、来迎院の偉いお坊様が修行のためこの滝の前で声明を唱えていると、
いつしか声明が滝の音と一体になり、滝の音が消えてしまったという逸話からつけられた
名前だそうです。(何百年も前の話です)
山中に響く柔らかい滝の音を聞いていると、自分が自然に溶け込むような感じがして来るのです。


お昼は 京都の「おばんざい」をいただきました。
う~ん、おいしい&きれい !



 お昼の後は、すぐ近くにある「宝泉院」を訪れました。ここは大原でも特に人気のスポットです。
 柱と柱の空間を額に見立てて鑑賞する、素晴らしいお庭があるんです。
また、魅力の一つに、お庭を見ながら抹茶とお菓子がいただけます。
                          
食事の後のデザートに最適でした。

           この大きさ、この美しさには息を呑む


Thank you so much for your kindness, everyone !
I am looking forward to seeing you all in Kumamoto some day.
Have a good new year !!