今回は「朝日新聞」へ投稿しました。
でも、残念ながらボツだったようです(;_;)
自分で読み直してみても、「ボツが当たり前・・」と納得でーす(´∀`)
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私の左手は今、見るも無残な様子で腫れて、黒ずんでいる。
慌ただしい暮れのある日、庭の僅かな段差に躓いて、転んでしまった時の
ものである。
自分の重い体重が上から乗っかかったためか、思ったよりもひどく、少し動かすだけで痛みが走る。
怪我した当初は、ついつい左手を使ってしまい、「痛っ!!」の連続だったが、時間が経つにつれて
右手を使ったり、時には足を使ったり、時には人の手助けを頼んだりして、
必要に迫られれば何かと知恵が出てくるのに、自分でも驚いている。
もしかしたら、人生のハンディへの処し方もこれと同じなのだろうか。
負わされたハンディの認識から始まり、受け入れ、うまく付き合って丸め込み、
なるだけ悪影響を小さくする・・・
私も、他人からも見えるハンディ、自分だけが知るハンディと色々あるが、
まずはそれ等を素直に認識して、受け入れることの大事さ気付かされた思いがする。
生来の負けず嫌いで、ハンディは「克服すること」しか発想がなかったが、こんな迂回路もあったと
教えてくれた私の左手に感謝したい。
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