2014年5月4日日曜日

曲水の宴

世継宮の「曲水の宴」を見に行って来ました。

「曲水の宴」とは、平安時代の宮中行事を今に再現する神事です。
十二単じゅうにひとえや衣冠束帯を身にまとった歌人達が曲水の周りに座し、上流より流れてくる盃が、自分の前を過ぎる前に和歌を作り、お酒をいただくというみやびな神事です。

たしか高校の古文の時間に習った記憶があり、平安の時代に思いを馳せたり、高校時代を思い出したりと、ノスタルジックな午後となりました。

熊本県で唯一の「曲水」 H22年にできたとか。



歌人のために用意された道具。モミジはお酒を飲んだ後に、盃に入れるそうだ。何とも風流


    境内では、書のパフォーマンスやお茶席などもあった。

 

歌人たちが曲水に入る



歌読みの前に、舞や世継太鼓が奉納された


いよいよ始まる

盃がスムーズに流れるように、稚児達が竹で押したりする。でもとてもスローに流れるので、これだったら歌を作る時間もあると納得。


           いよいよ歌を読む。平安時代は本当に即興で作っていたそうだ。  能力評価のひとつだったとか。



水に浮かぶ盃



0 件のコメント:

コメントを投稿

どうぞお気軽にご感想なり、ご意見なりを
お聞かせくださいませ。