2014年8月3日日曜日

興味深いお話シリーズNo.41~ラマダン(イスラム教の断食)

「ラマダン」ーーーこの言葉を聞かれた方も多いことでしょう。
イスラム教で年に一度行われる、「断食」の期間のことです。
今回は、イラン出身のハミッドさんに、ラマダンについて詳しくお話いただきました。

私)ラマダンが終わったそうで、おめでとうございます。近年の日本の夏はすごく暑いので、さぞ大変だったことでしょう。


ハミ)いいえ、私達イスラム教徒にとっては、大事な神事であり、日に日に自分の体と心が浄化されていく様で、辛いことはありませんよ。また、ラマダンは貧しくて食べることのできない人達の苦しみを体験するためでもありますので、毎日が神聖で意義深く感じるんです。


私)そうなんですねー、何か理解できるものがありますね。でも、陽がある間は食べることはもちろん、水を飲むこともできないのでしょう?


ハミ)そうです。朝の3:30位から陽が沈む7:40分位まで、食べることも飲むことも許されません。


私)熊本の夏は特に蒸し暑いですから、本当に気の毒な感じがします。それで、今年のラマダン期間はいつだったのでしょうか?


ハミ)今年は6月30日から7月29日まででした。これは一日ぐらいのズレはありますが、世界中で殆ど同時に行われます。


私)凄い規模の宗教行事なんですね。その期間というのは、誰が定めるのでしょうか?


ハミ)イスラム教のカレンダーは、太陰暦なのですが、イスラム教の指導者達のトップが話し合って、毎年決めています。


私)そうなんですね。私も招待されたことがあるんですが、ラマダンが終わった日は盛大にお祝いされるんですね。


ハミ)はい、神に感謝をし、喜びを家族や友人達と分かち合うんです。遠くに離れている家族と連絡を取り合ったりして、日本のお正月とどこか似ていますねー


私)アッ、それで随分とご無沙汰していたイスラム教徒のMさんから、突然メールが来たんですね!

「なぜだろう?」と思ってましたが、やっと分かりました。

ハミ)このお祝いは国レベルでも行われていますよ。

アメリカや他の国々では随分昔から、イラン、イラク、サウジアラビア等の国の大使を大統領が招待して、盛大なパーティが催されます。
日本では2005年から、総理がイスラム各国の大使をお招きして
華やかなパーティが催されていますよ。
もちろん、今年も安倍総理の主催で行われました。

私)へー、そんなこと全然知りませんでしたよ。

でも、イスラム各国というのは、日本に取って、とても大事な石油輸入の相手国ですからね、言わばライフラインを握るお客様達ですよね。
盛大にお祝いしてあげて、友好関係を深めて欲しいですね。
 
ありがとうございました。

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