2010年5月27日木曜日

イングリッシュ ガーデン

イギリスのブライトンに住む友人、アンからお庭の写真が送ってきました。
このお宅に越して来たのが約30年前だそうで、その頃に比べると、木々の大きさは
3倍ぐらいになっているそうです。
色々な花を所狭しと植えるところが、イングリッシュガーデンの特徴なのです。

小さく見える東屋では、夏には食事をしたりするそうで、お気に入りの場所のようです。

私も、こんな白いオブジェを自宅の庭に置いて見たくなりました。





2010年5月22日土曜日

興味深いお話(No.9) ~バングラデシュは貧しくとも心穏やか~

5月29日(土)は、「KSN国際交流クラブ」と「イングリッシュ ビレッジ スクール」の主催で、「バングラデシュから こんにちは!」の交流の集いをします。
私の英語スクールの講師でもあるナズムルと、その日のための話し合いをしていると、話題はいつとはなく「経済情勢」についてとなりました。
ここに、その一部をご紹介します。

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ナズムル) K君のお父さんは今度、出張でアメリカに行かれるそうですよ。

私) へぇ、そうなの。でも、最近の出張は中国が多いから、ちょっと変わった感じがするわね。
   アメリカも生産部門のほとんどは中国やインド等に移転してるから、高い失業率もなかなか改善しないね バングラデシュはどうなの?

ナズムル) バングラデシュはずっと以前からビジネスは発展してないです。もちろん、海外からの投資もほとんど無いと言ってもいいくらいです。

私) どうしてなの?

ナズムル) やはりインフラが整ってません。例えば電気は24時間供給ではなくて、一日に数時間とかなんです。首都のダッカでもそんなですから、地方都市はもっと悪いです。

私) 私も数年前にダッカや地方の町にも行ったけど、そんな風に感じなかったなぁ…。

ナズムル) それは、たぶんお金持ちの家を訪問されたりしたからだと思います。
       そういう人達は自家発電機があるんですよ。

私) そうねー。そう言えば、ダッカでは海外からの大学教授用の宿泊施設に泊まる事ができたけど、広々として、きれいで、電気も充分使えたと思う。  たぶんそれは、自家発電機があったのかな?

ナズムル) そうだと思いますよ。

私)でも、そんな状況だと庶民は大変だね。

ナズムル) でもまぁ、人々はハッピーに暮らしてますよ。ずっとそんな状態で、それが当たり前になってますから。 けっこう、みんな穏やかに、それなりの楽しみを持って暮らしてますよ。

私) そうねー。私が行った時も、子供も大人も穏やかな良い笑顔をしてたもの。
   特に子供達なんか、小さい事にとても感動して喜んでたし、「ある意味では日本の子供達より
   充実した生を送っているのかも」と、思ったりもしたわ。
  
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5月29日(土)に行われる集いでは、ナズムルさんがたくさんのスライドを使って、「お国紹介」をされます。また、奥さんの手作り本場カレー味のスナックも試食できます。さらに、希望者はサリーも体験できますよ!
私もサリーを着る予定でーす!
詳しくはこちらを御覧くださいhttp://ksn2.huu.cc/club/kokusai/flyer/banglaworkshop.jpg



完熟トマト

夫の友人のMさんは芸術的なトマトを生産する、こだわりファーマーなのです。
有機栽培で育ったこの完熟トマトは、口に運ぶと「あま~い」のです。
朝取り一番で届けてもらったこのトマト達は、「生きてて良かった…」と思わせてくれるほどの、
パワーを秘めています。
日本の農業技術は世界トップレベルだと、確信してしまいました。





2010年5月12日水曜日

興味深いお話(No.8) ~イギリスも借金大国~

先日、イギリスからアランが熊本にやって来ました。
芦北町でホームステイをしながらの交流は、楽しさの連続の様でした。
私もイギリスで心のこもった手料理のおもてなしをいただいた恩義もあって、
一日熊本観光にお付き合いをさせていただきました。
アランは多方面にわたる豊富な知識で、こちらを飽きさせないように会話を運んでくれ、
さすが「英国紳士」と感心せざるを得ませんでした。

ここに、その日の会話の一部を御紹介させていただきます。

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私)イギリスでは13年ぶりに政権交代するそうですね。

アラン)そうなんです。労働党のキャメロンが新首相となります。でも、色々と難題を抱えてますから
     大変です。

私) そうですか。何が一番の課題だと思いますか?

アラン)何と言っても、国が凄い借金を抱えている事でしょう。

私)えっ、そうなんですか? 日本と同じですね。だいたいどれぐらいの借金なんですか?

アラン)イギリスはGDP100パーセントの負債があるんです。つまり、生産額の倍額の借金があるんですよ!だいたい1兆5000億ポンドぐらいだそうです。第2のギリシャになる恐れもありますよ。

私) 「ポンド総崩れ」なんて事が起こったら、さぞ大変でしょうね。 でも、日本と同じですね。
   日本も、解かりやすく言うと、年収500万の家庭が1500万位のレベルの生活を楽しみ、不足分で積み重なった借金は4500万にもなろうか、としているところなんです。

アラン) …と言う事は、インフレになって行くのでしょうね。 またイギリスでは、工場生産部門の多くが
中国やインドに行ってしまいつつある事も、大きな問題です。

私)えっ、それも日本と似ていますね!  日本でも既にその傾向は大きいです。
  私の英語スクールの大人の生徒にはビジネスマンが多いですが、最近は中国出張ばかりですよ。

アラン)そうなんですか! 日本とイギリスは共通点も多いと思ってましたが、経済問題も似てるんですね。

私)本当ですねー。 でも、「西洋文化はイギリスで華開き、東洋文化は日本で華開いた」という言葉がありますから、お互いに洗練された文化を大事にして行って、交流の華を咲かせましょうね。。


    

イギリスからアランがやって来た


イギリスの南部に住むアランが休暇で熊本にやって来ました。
昨年の10月にブライトンを訪れた時に、私達一行を自宅に招待してくれ、手作りの豪勢なお料理で
もてなしてくれた英国紳士です。
話題も豊富で、政治経済はもとよりの事、イギリスの歴史、日本の歴史、居合道を始めとする日本武道等、本当に興味深い一日を過ごす事が出来ました。

また、車のドアの開け閉め、入り口のドアもサッと開けて通してくれるなど、さすが「レディファースト」が身に付いていて、
゛Thank you."
と言いながら彼の前を通る時は、久しぶりにレディとなった感じがしました!

                  数年ぶりの阿蘇火口でした。

            やはり、世界に誇れる火山です。


            自然の神秘に言葉を失くしました。