和平に向けての大きな一歩が踏み出されて、どこかホッとした気分になったのは私だけではないでしょう。
今回の大きな舞台となった「シンガポール」と「セントーサ島」は、実は私は訪れた事があるんです。
日本人に人気のある観光地ですから、きっと行ったことのある人も多いことでしょう。
でも、私のこの経験はちょっと珍しいかと思いますので、お話しさせていただきますね★
それは約30年前のことでした。
英語の講座生を3人連れて、ペナン島、クアラルンプール、そしてシンガポールを回る、私スタイルの自由旅をしたのでした。
ペナン島では主にビーチを楽しみ、クアラルンプールでは観光、夜市やゴルフを楽しみました。ホテルも現地で決める旅ですから、かなり手応えのある充実した旅でした。
そして最後に、清潔で美しい大都会であるシンガポールで,
垢を落として帰国することにしたのでした。
(金正恩もシンガポールは"clean and beautiful !”と大いに気に入って、これからの北朝鮮の発展の手本にしたいと言ったそうです)
夕方にホテルに着いてチェックインの手続きをしていると、対応しているフロントの若いホテルマンがこう言ったのです。
「あなたはとても英語が上手ですね。実は私、日本人の友人から手紙をもらっているんですが、何て書いてあるのか全然分からないんです。もしもあなたがこれを翻訳してくださるなら、同じ値段でスーペリアルームを皆さんに提供させていただきますよ」と、言ったのです!
「へー、こちらではフロントにそんな裁量権が与えられてるんだ」と感心しながら、二つ返事で承諾した私の手には、彼のシャツポケットに忍ばせていた手紙が置かれました。
そして、そのホテルマンは本当に広々としたスーペリアルームを、2泊も提供してくれたのでした!!
スーペリアホテルの部屋から見えるシンガポール市街
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広々として快適なスーペリアルームにあるデスクで、私はさっそくその手紙の翻訳を始めました。
そしたら、何とその手紙は、ある女性からの熱烈な思いを告げるラブレターだったのです!
「秋の陽が長い影を作り・・・私はいつもあなたの事を考えています・・・いつ日本に来られるのでしょうか?早く会いたい・・・」
そんな感じの、訳していてこちらの顔が赤くなる様な、その女性に悪いような複雑な気持ちでその手紙を訳したのが、懐かしく思い出されます(⌒∇⌒)
訳し終わって彼に手渡しに行くと、「彼女は好きじゃない」とか言って、気取ってました♪
でも、このホテルマンはかなり優しい人で、その夜仕事が終わると、私達を「夜の市内観光」に連れて行ってくれたのです!!
もちろんシンガポールですから、地下鉄で回りました。
「マーライオン」や、清潔な地下鉄、きらびやかなシンガポールの街は、金正恩と同じ様にclean and beautiful と感心してしまいました。
そのホテルマンは仕事が終わると翌日も翌日も、私達が飛行場に向かう直前まで、食事に連れて行ってくれたり、観光案内をしてくれたりしたのです。
これは稀にしかない幸運な事で、おかげでシンガポールの印象がグ~ンと良くなりましたよ🌸
今日の会談の会場である「セントーサ島」へは、シンガポール最後の日に行きました。
日本への飛行機は深夜便ですから、まる一日観光に費やしてから帰国できたんです。
その頃の島は、今日のテレビに出た様にはまだ開発が進んでなく、ジャングルを見て感動したことを覚えているぐらいです。(⌒∇⌒)
今日の米朝会談の舞台となった セントーサ島で
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今日の米朝首脳会談を見ていると、旅の思い出が走馬灯のように浮かんで来ました。
やはり海外での旅の出来事は、心深く刻まれるものですね。
これからも思い出多き楽しい、国内外の旅ができますように!!
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