先日テレビを見ていたら、「ロボ配送の公道実験が始まった」との興味深い内容のレポート番組だった。
以前に新聞で目にしたことのあるロボットの光景だったので、「すごい!いよいよ本当に路上で、こんな光景を見るようになるんだ」と感心していたら、解説者の言葉に驚いた。
「こういう光景は、アメリカや中国ではもう普通の光景なんです。日本は
制度が複雑で実用化されるのが遅すぎるんです。だって、技術実験1年、その後の制度化に1年、そして公道や社会実験で1年と最低でも実用化に3年はかかってしまいます。
やっと実用化された頃には新技術も普通のものになっているんです。
これでは国際競争力はありません。
1989年には日本の技術力は世界1だったんです。それが、2020年には34位と落ちてしまってるんです。30年間、少しづつ追い抜かれていったんです。
まさに「失われた30年」と重なります。
これを巻き返すには、やはりもっとスピード感を高めないといけないと思います」
ということだった。
確かにそうだと納得した。
それには社会のデジタル化は欠かせない。「変わりたくない症候群」があると言われるお役所も変わらざるを得ない時期に来ているようだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿
どうぞお気軽にご感想なり、ご意見なりを
お聞かせくださいませ。