今日は多文化クラブ主催で、菊陽にお住いのヘザーさんをお迎えし、27年に及ぶ日本生活の体験談を中心にお話ししていただきました。
ユーモアに富んだヘザーさんのお話は、会場からの笑いも絶えませんでした。
でも、内容は濃く、
●日本語の壁の厚さ
例えば私たち日本人が「いつか・・・」、「たぶん・・・」等を頻繁に使って、意志表現をあいまいにぼかす事から生じる誤解の経験、
●長い伝統に培われた地域の慣習に溶け込む(例えば婦人会に入ること)などの体験
●日本人にとっては「常識」が、アメリカ人の自分にはまったく新しいこと、そのことから来る戸惑い
等々を体験や事例を交えながら、楽しく語っていただきました。😊
第2部はディスカッションとなりました。
会場からは感想や意見を忌憚なく出していただいて、とても盛り上がりました。
ヘザーさんは次の印象的な英語のことわざを使われました。
"what does not kill you makes you stronger"
これはニーチェの言葉で、困難や試練を乗り越えることで人は成長し、強くなるという意味です。
こういう言葉で自分を励まして来らたんだなー、と共感しました。
でも、今の心はきっと今日の青空のように、どこまでも澄み渡っておられることでしょう!
熊本,菊陽町の田舎に住んでいます。 どういうわけか、田舎にありながら、英語スクールを営み、 興味は常に外国にあり、異文化交流が大好きな私です。 出会い、発見、日々感じる事、諸々の発信です。 よろしくお願いします。
2024年9月13日金曜日
常識はいつも常識とは限らない
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