今日は、ミゲル(私の英語スクールの講師で、キューバ系アメリカ人)を駅でピックアップして、スクールへ連れて行く間に話が弾み、話題はいつのまにか「税」となっていた。
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ミゲル:「3月は決算期ですか?」
私:「そうよ。でも私のビジネスは小さいし、自分で決算報告しているよ。」
ミゲル:「へえー!私はアメリカではサラリーマンだったけど、自分で申告しないといけないので、税理士に
やってもらってました。自分では複雑すぎて、何も解かりません。アメリカでは、ほとんどのサラリーマンがそうしています。」
私:「そうだったの?日本ではサラリーマンは原則として給料天引きだから、自分で税申告は普通はしないのよ」
ミゲル:「それは、国にとってはとても便利ですね。」
私:「そうよね、取りこぼしがないものね。そして、この天引き制度の影響なのか、日本人は税の額にはとても関心があるけど、税がどのように使われているかには、関心が薄いと言われているよ。」
ミゲル:「本当!? アメリカ人は、税の使われ方にはとても関心がありますよ。何故かと言うと、例えば
熊本が県道をどこかに作る場合には、県民に「この事業は税金をOOO使います。これは全税収のOO%です。これに賛成か、反対かを書いて、この用紙を期日までにお出しください、と書いてある紙が
全世帯に配られるんです。」
私:「へー凄いねー!そうだったら、自然と税の使われ方にも感心が高まるよね!それで、Noの方が多かったら、その事業は中止になるの?」
ミゲル:「もちろんですよ! また、税の払い方で、戦争反対をしている市民グループもありますよ。」
私:「どういう事?」
ミゲル:「アメリカでは税収の40%が戦争に使われているんです。それで、自分の税額の40%を
自分で減らして納税するんです。もちろん、罰則はありますが、それにもめげずに戦争反対を、そのやり方で訴えている人達が増えています。」
私:「やはり、民主主義の行き渡った国民はパワフルね!」
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アメリカと比べ、日本はまだまだ「お上主導」だと感じてしまった。
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