私の住んでいる地区は、約10年ほど前に婦人会が消滅しているのである。婦人会が姿を消している地区は増える一方であるらしい。
私も地区に婦人会があった時は「支部長」もさせられ、けっこう大変だった思い出がある。正直言って、「楽しかった」と思った事はほとんど無かった。
何故だろうと考えてみる。
たぶん先祖代々住んでいる家が殆どの地区なので、それから引きずることも多く、また夫の親、またその親との同居も当たり前で、その人達の地域との繋がり、人との繋がりの微妙な感情も影響していた。
そして自分の言動も、「あそこの嫁はこう言った」と言われるのではないか、との不安から皆消極的で、
発言もあまり自由にできる雰囲気ではなかった。
消滅したのはそういう事だけが理由とは思えないが、消滅してホッとした人は多かったと思う。
英語の影響で、だいたい「個」を主張する傾向のある私には、そういう組織は合わない。
また「婦人会」と言う名前もどうかと思う。婦人の婦は「箒を持つ女」と言う意味があり、今では公式の場では用いないことになっている。
地域との繋がりも私スタイルで展開していきたいので、その役員さんには申し訳ないが、NOの返事をすることにした。
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