・・・肥後藩主として熊本に入った加藤清正は、城下に腕の確かな職人を集めて「新町」を整備しました。
清正公のお膝元で、それぞれの職人達が己の技と品を磨いて行きました。
そのひとつに、菊陽町にある「山内本店」の祖先「梅屋」がありました。
しかし実際は、文献は残っていませんが、加藤清正以前の地方豪族が争う時代から味噌屋をしていて、「戦食」として味噌作りをしていたそうです・・・
昨日は、そんな400年を超える歴史を持つ「山内味噌・醤油」工場を見学してまいりました。
先ず、相変わらず美しい白髪がシンボルマークの前会長様が、「お久しぶりでーす!!」と、温かい笑顔でお迎えくださいました。
(ところでこの方は何代目なんだろう?)とのクエスチョンが頭の中で浮かび上がりましたが、お尋ねするチャンスを逃しました(^▽^)
工場の2階にある涼しい部屋に上がり、感じの良い研究スタッフの女性から約1時間ほどの詳しいレクチャーを受けました。
●(研究員女性)「醤油には大豆の油が入ると駄目になりますので、脱脂大豆を使うんですよ。」
●(参加の皆さん)「へー!」「ホ~!」「フ~ン!」
●(研究員女性)「伝統的には、九州、四国、中国地方は麦味噌、愛知等の中京地方は豆味噌、その他の地方は米味噌です」
●(参加の皆さん)「へー、そうなんだ!」「ホ~!」「フ~ン!」
と、反応も豊富なレクチャーでした(笑)
レクチャーの後は、工場の中を案内していただきました。
屋外の微生物プール、屋内の醤油麹室、味噌工場室、搾りたての生醤油を舐めたりも
あって、皆さんの目も興味心でキラキラ、キラキラ。
最後は、新町にあった古い蔵を改造して作ってある資料館を見学しました。
機械がなかった昔は、作業員の数も並ではなかった様子が窺われました。
1階にあるお土産コーナーで買い物を楽しんだ皆さんには、山内本店から「あらだきしょうゆ」のミニボトルのプレゼントがありました!
「マー、お土産までいただいて!」と、皆さん大喜びでした。
以上、楽しかった「山内味噌・醤油工場見学」の様子をかいつまんでレポートいたしました。
0 件のコメント:
コメントを投稿
どうぞお気軽にご感想なり、ご意見なりを
お聞かせくださいませ。