2025年5月30日金曜日

熊日 新聞博物館を訪問

 5月の「きくよう多文化クラブ」のイベントで、熊日 新聞博物館訪問を行いました。また特別講演として、新聞にエッセイ「ワシントンからの風」を連載されておられます上西川原 淳」氏のお話も聞くことができました。




用意していただいたお部屋は、外国人3名を含む参加者21名で和やかな雰囲気に包まれました。
上西川原氏のお話では
「高校生の時の1年間:米ユタ州
2003年(イラク戦争の際):イラクに3カ月間
04~08年:ロンドン(ブレア、ブラウン政権)
12~15年:ワシントン(オバマ政権2期目)
19~22年:ワシントン(トランプ政権1期目)
と住んだ経験があるが、日本人であるとか日本国籍であるとかの意識を持たせられたことは全くなく、地域の一員として受け入れられた。それぐらい多文化の歴史が長いと言える」、また「多文化共生は日本にとってこれからの最重要課題の一つと言ってよい。お互いの違いを認識し、まず受け入れる姿勢が必要」との示唆に富んだ内容でした。



の後、博物館に移動して係の方の詳しい説明で、ゆっくりと見学しました。この新聞博物館は日本で最初に建設されたもので、さすが明治初期の熊本の文化レベルは高かったと納得しました。


すが新聞博物館です。
世界や日本の歴史的な出来事を伝える新聞の数々に、見入ってしまいました。96歳になられる参加者の方が、「当時の新聞を見て、自分が経験してきた色々な社会的な出来事がとてもリアルに蘇り、万感の思いだった」と述べられていました。

熊日新聞社からは全員にお土産をいただきました!
お世話いただきました、熊日のNさんには心よりお礼申し上げます。










2025年5月25日日曜日

自由の女神

 今、カナダやニューヨークを旅されているMさんから送られてきた動画です。

私も2度訪れたことがあります。

特に対岸からのボートで見に行った時の女神像は、近付くにつれて言葉を失うほどの美しさでした。

そして、その台座に刻まれている詩は、女神の美しさ、神々しさそのもであると今も感じるのです。

Give me your tired,
your poor,
Your huddled masses yearning to breathe free,
The wretched refuse of your teeming shore.
Send these,
the homeless,
tempest-tossed to me,
I lift my lamp beside the golden door!”
Emma Lazarus, 1883

疲れ果て、
貧しさにあえぎ、
自由の息吹を求める群衆を、
私に与えよ
人生の高波に揉まれ、拒まれ続ける哀れな人々を。

戻る祖国なく、
動乱に弄ばれた人々を、
私のもとに送れ

私は希望の灯を掲げて照らそう、
自由の国はここなのだと。

エマ・ラザラス

トランプ大統領に率いられるアメリカは、この理想、理念から大きく外れてしまっていて残念です。
女神の火が消えないように願うばかりです。



2025年5月21日水曜日

睡蓮の花

 一塵不染の睡蓮は

泥炭より生まれ 清廉に咲く

人間に何を語るか