常に未読の本が2冊ぐらいは手元にないと、寂しさを感じてしまう。
また反面、面白い本に出会うと、幸せこの上ない時を過ごせるのである。
そんな、私を幸せにしてくれる本の思い出を残すため、読書感想を時々残していきたいと思う。
「貧困大国アメリカ」シリーズの3巻目になります。
著者によると「完結編」だそうです。
今回はアメリカの「アグリビジネス」を中心に取材してあります。
遺伝子組み換え作物の栽培を、あたかも収入が倍になるイメージを持たせて、多くの農家に栽培を始めさせ、結局はその農家は
借金漬けになっていく・・・
そして全アメリカ国民の1%にしか過ぎない人達が巨額の富を、
また得ていく過程が明らかにされています。
驚くべきは、アメリカでは「遺伝子組み換え食品」の表示もしなくて良い法律ができてるそうで、政治も1%の人達の金で買われ、言うなりの用です。
もちろん、このアグリビジネスは世界をターゲットにしており、インドやアフリカ諸国の農民も犠牲になっているそうです。
TPP交渉を始めた日本。
頑張って、このアグリビジネスだけは阻んで欲しいですよねー
0 件のコメント:
コメントを投稿
どうぞお気軽にご感想なり、ご意見なりを
お聞かせくださいませ。