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2022年9月1日木曜日

「年をとったら食べなさい」~この本は良かった!

 

思えばいつも私達は「痩せなくちゃ」「ダイエットしなくちゃ」「肉を減らして、もっと野菜を」というような、そんな強迫観念めいた思いに縛られているように感じることもしばしば、ですよね。

この本を読むと、「そんな思いは50代までで、60代から後は少しづつ捨てて行っていいんだ」と、目の前がパッと明るくなる思いがします。

これまで7000人もの患者さんを在宅医療で診てきたエキスパート、「佐々木 淳」先生の本音の本です。

「そうだったのか・・そういうことなのか・・」と「目からウロコ」」の内容です。

●日本のお年寄りは「やせすぎ」

●肺炎や骨折は、低栄養が招いている

●血糖値の下げすぎは「認知症リスク」を高める

●コレステロール値は高いより、「下げすぎ」を気にして

●食べることで「動く機能」を守り抜く

などなど、今までの常識が覆る、爽快な内容ですよ。



2022年2月3日木曜日

この本は良かった!(17)


 「夢」はずっと僕のそばにいた。

けれど、いつまでも「夢」を追うのが辛くなった僕は、ある日彼を捨てた―。

老いた主人公がひとり病室で横たわるとき、捨てたはずの「夢」が戻ってくる。

「夢」に励まされ、主人公が最期に書き上げた一通の手紙とは?・・・

静かな余韻を残す物語。人生を、夢とは何を学べる書である。

2021年10月15日金曜日

この本は良かった! (No.16)

 なかなかアピール力のあるタイトルが気に入った。

読んでみると、英語を話したり書いたりするうえで、どう英語を組み立てるのかが、簡潔に書かれていた。

私も英語の授業でよく言ったいることと、まったく同じで嬉しかった。

例えば、英語の文を言おうと思ったら先ず、「主語」を決めないと始まらないのだ。でも、残念ながら日本語では主語は普通言わないので、これがまた慣れるまで大変である。でも、いったん主語が決まると、その次の動詞はけっこう出てくるので、不思議である。

そんな、英語上達の秘訣が書いてるので、英語学習中の方にはお勧めの本だ。



2020年4月4日土曜日

今のウイルス状況を予言したかのような「復活の日」

「外出自粛」のせいもあって、先日アマゾンプライムで小松左京原作の「復活の日」という映画を見ました。
映画ができたのは1980年前、小松左京が原作を書いたのは1964年ですから、何と約60年前ということになります。
そんな前に、今のコロナウイルスの状況によく似たストーリーを書けたものだと、感心してしまいます。

196X年、イギリス細菌戦研究所で試験中だった、猛毒の新型ウイルスがスパイによって持ち出される。
スパイの乗った小型飛行機は吹雪に遭ってアルプス山中に墜落し、ウイルス保管容器は砕け散る。
春が訪れて気温が上昇するとウイルスは増殖を始め、全世界に広まった。
当初は新型インフルエンザと思われたが、心臓発作による謎の突然死が相次ぎ、
おびただしい犠牲者を出してなお病原体や対抗策は見つからず、人間社会は壊滅状態に陥る。

と、そんなストーリーです。
そんな流れの中で、あるアメリカ人少佐が息を引き取る前に言った言葉
「 Life is wonderful ! How do you say it in Japanese ?」(Life is wonderful.日本語では何と言うの?)
きかれた日本人(草刈正雄)は「人生はいいものだ」と訳したのでした。アメリカ人少佐はその日本語をつぶやいて、息を引き取るのです。

とっても素晴らしい訳だと感心しました。
私も「Life is wonderful !」とつぶやける日々を過ごしていきたいと思う、今日この頃です。


2018年7月13日金曜日

英語で書かれた「ゴルフことわざ」本

書棚を整理していたら、あるイギリス人の友人からのクリスマスプレゼントにいただいた、「ゴルフことわざ」の小型絵本が出てきました!
絵もユーモア性とレトロ性に富んで、とっても素敵です。
また書かれてある内容も、思わず笑みがこぼれ、納得する内容です。
改めて、送ってくれた友人に感謝したくなりました。



2018年3月21日水曜日

この本は良かった!「おあらおらでひとりいぐも」


長い順番待ちで、やっと図書館から借りることのできた。

64歳の専業主婦が初めて書いた小説、それが芥川賞を取った、、、それだけでも興味をそそられる。

ところで、この題名は宮沢賢治の詩「永訣の朝」から取ってある。「永訣の朝」は素晴らしい詩で、私も高校で習ったことをはっきりと覚えている。

 ・・・死の床で妹が兄(宮沢賢治)にせがむ。
    「あめゆじゅとてちてけんじゃ」
         雨雪(みぞれ)取って来て)
    兄は雪を椀(わん)に取って与える。
    妹は「おらおらでしとりえぐも」
       私は私でひとり逝く)
    と兄に言う ・・・

そんな緊迫した時と、美しい東北の言葉が織りなす世界が、
ティーンエイジャーの私の胸にグングンと迫って来たものだった。
そんな事を思い出しながら、この小説を読み出した。
すると、
そんな緊迫したシーンとは全然違う世界が展開していた。

心から慕っていた夫が急逝し、夫の病に気付いてあげれなかった自分を責めたり、その反面「その人に合わせて羽をおりたたみその人に合わせて羽を動かす」ことの苦しさもあったと語る。そして強い自我を持たなかった自分を振り返る。

さらに夫を立てるふりをしながら、実は「後ろから操る。内面を支配する。男は女の後ろ盾無くしては不安で仕方がねぐなった」 と、自分が夫を操作していたのではないか、ということにまで思いを巡らす。

また、息子からは「かあさん、もうおれにのしかからないで」と言われたり、娘から久しぶりに連絡があったと喜んでいると、「お母さん、お金貸して」と催促される。
そんな葛藤の嵐をくぐり抜け、秋空のような爽快で澄み渡った心の結論は、
     「おあらおらでひとりいぐも」

美しくも暖かな東北弁と標準語が織りなす世界は、一人生きて行く覚悟と共に、さらに自由な生き方を求める全ての女性にとって、本当に勇気の湧く、語り小説であると思う。



2017年6月12日月曜日

この本は良かった!「自分を見つめる もう一人の自分」


初めて「柳田 邦男」の本を読んで、感動しました。
一つ、一つの言葉が静かに心に語りかけます、心に届きます。

図書館から借りて読みましたが、とても良いので購入してマイ本棚に
置こうと思ってます

2016年8月21日日曜日

エイジハラスメント~この本は良かった


「終わった人」がとても面白かったので、続いて
内館牧子の作品を読んでみました。

女性だったら誰でも経験する、年齢による差別感。それを取り巻く社会状況が、面白く&如実に描かれています。
最後は、妻の人間としての自立で終わるところなどは、爽快なストーリーでさすがです。

2016年8月3日水曜日

終わった人


朝日新聞に紹介されていたので、読んでみました。
サラリーマンにとって、退職は生前葬にも匹敵するほどの一大イベントなのだと納得させられる本です。面白いストーリーの展開で、誰もが考える「より充実したセカンドライフ」のエレメントが隈なく散りばめられています。
結論は、夫婦それぞれの道を行くに、落ち着きますが・・・




(ガイダンス)
定年って生前葬だな。
衝撃的なこの一文から本書は始まる。
大手銀行の出世コースから子会社に出向させられ、そのまま定年を迎えた主人公・田代壮介。仕事一筋だった彼は途方に暮れる。年下でまだ仕事をしている妻は旅行などにも乗り気ではない。図書館通いやジムで体を鍛えることは、いかにも年寄りじみていて抵抗がある。どんな仕事でもいいから働きたいと職探しをしてみると、高学歴や立派な職歴がかえって邪魔をしてうまくいかない。妻や娘は「恋でもしたら」などとけしかけるが、気になる女性がいたところで、そう思い通りになるものでもない。
これからどうする?
惑い、あがき続ける田代に安息の時は訪れるのか?
ある人物との出会いが、彼の運命の歯車を回す──。
シニア世代の今日的問題であり、現役世代にとっても将来避けられない普遍的テーマを描いた話題沸騰必至の問題作。

2016年1月25日月曜日

この本は良かったNo.13~「嫌われる勇気 自己啓発の源流 アドラーの教え」


この本は昨年のベストセラーです!
図書館で予約して、やっと順番が回ってきました。

「人生はどこに到達したかを線で見るのではなく、その刹那を見ていく」
等、新しい人生のヒントが一杯!

読んでいくと、なぜベストセラーになったか納得がいきます。
「楽しさ、快適さ」だけを追求している様に見える多くの人も、人知れず深く悩んでいるんですねー

*公開コメントから

なぜ、あなたはいつまでも変われないのか?
なぜ、あなたは劣等感を克服できないのか?
なぜ、あなたは幸せを実感できないのか?
なぜ、あなたは過去にとらわれてしまうのか?
―アドラーの幸福論がすべての悩みに答えを出します。
本書では、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称されるアルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話」という物語形式で紹介しています。欧米で絶大な支持を誇るアドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な“答え”を提示します。この世界のひとつの真理とも言うべき、アドラーの「幸福論」はほかの誰でもないあなたが、あなたらしく生きていくためのヒントを与えてくれます。

2015年1月18日日曜日

この本は良かった~No.12 「人間の尊厳」

朝日新聞の元日号で、著者の「林典子」のインタビュー記事が載っていました。
「とにかく現場へ足を運び、現実を、人々の様子を撮る」・・・日本女性には珍しい行動力と勇気を持った報道写真家に心動かされ、読んでみた本です。

2013年、世界最大規模の報道写真祭「ピザ・プール・リマージュ」で、日本人初の最高賞(報道写真特集部門)を受賞した著者の写真はどれも迫力満点です。

 パキスタンで硫酸で顔を焼かれた女性たちや、キルギスの誘拐結婚など、厳しい現実を正面からとらえた、目を背けたくなる写真が多数掲載されています。

また、文章に現れる優しい眼差しがあればこそ、皆が心開いて
取材に応じてくれるのが、わかります。

2015年1月3日土曜日

この本は良かった~No.11


アメリカ在住のルポライター、堤 未果の第4冊目の本です。
私は今まで全て読んでいますが、どれも大変興味深く、一気に読んでしまいました。
アメリカの姿は日本の10年先、いや今はもっと短いかも知れません。


鳴り物入りで始まった医療保険制度改革「オバマケア」は、恐るべき悲劇をアメリカ社会にもたらしている様です。
「がん治療薬は自己負担、安楽死薬なら保険適用」」
「高齢者は高額手術より痛み止めでOK」
「一粒一〇万円の薬」
「自殺率一位は医師」
「手厚く治療すると罰金、やらずに死ねば遺族から訴訟」

背筋が寒くなる現実です。

石油、農業、食、教育、金融の領域を蝕んできた「一%の超・富裕層」たちによる国家解体ゲームなのか。
世界に誇る日本の「皆保険制度」も、こんなアメリカの餌食になるのか?
もう既に、その下準備は進行中の模様・・・怖い!

2014年7月29日火曜日

この本は良かったNo.11  ~「置かれた場所で咲きなさい」


修道者である著者は、現在「ノートルダム清心学園理事長」を務める。
「修道者であっても、キレそうになる日もあれば、眠れない夜もあります」で始まるこの本は、著者自身の人生体験を正直に語り、どのようにして自分の生を開いてきたかが、飾らない素朴な文章で切々と語られている。

Bloom where God has planted you.

「置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです」

「時間の使い方は、そのまま、いのちの使い方なのですよ。置かれたところで咲いていてください」

「結婚しても、就職しても、子育てをしても、「こんなはずじゃなかった」と思うことが、次から次に出てきます。そんな時にも、その状況の中で「咲く」努力をしてほしいのです。」

そんな言葉を心に刻んだ本だった。




2014年6月18日水曜日

この本は良かったNo.10~「しない生活」


朝日新聞に連載されていたコラムが、とても示唆に富み,
心に残ったので、この本を読んでみた。

僧侶である著者の、深い仏教哲学から出る言葉の数々は、現代人がどうすれば心をより静かに、安らかにできるかのヒントに富んでいる、と同時に物事の本質を見極める目を養ってくれる。

私も経験があるが、SNSを通しての繋がりすぎや他人の評価が過度に気になりがちな、現代社会である。

「メールの返信が遅いだけで『嫌われてるのでは』と不安になる。・・・人はこのように目の前の現実に勝手に『妄想』を付け加え自分で自分を苦しめるもの。この妄想こそが仏道の説く『煩悩』です・・・・立ち止まって自分の内面を丁寧に見つめること。逃れようとして何か『する』のでなく、ただ内省により心を静める・・・」

のように、何か「する」ことよりも、「しない」生活で未来を開く。
とても示唆に富んだ言葉の数々が詰まっている。

2014年4月7日月曜日

この本は良かった~NO.7 「宮本武蔵の「五輪書」が面白いほどわかる本



先日の午後、何気なくテレビをつけると、昔の映画「宮本武蔵」があってました。
主演は中村萬之助で、セリフがなかなか示唆に飛んでいて、演技力は抜群で、すっかり見入ってしまいました。
それで、かの有名な「五輪書」を読んでみたくなって、この本に興味を惹かれました。

とても解りやすく、また武蔵が生涯の締めくくりとして書いた本だけに、迫力と説得力があり、
とても勉強になりました。

例えば、真剣と大工の鑿(のみ)で勝負して勝った武蔵は、技量のみならず、道具の管理と大事さを説いています。

「なるほど」と開眼してくれる本です。





2014年2月5日水曜日

この本は良かったNo.6~「歓ぶこと 悲しむこと」


五木寛之の本は、読み出すだけで心が落ち着くから不思議です。
なんでも、深夜に本を書くそうで、寝るのは午前4時ぐらいだそうです。きっと夜の静寂の中で、砥ぎ澄まされた感性と思索が、深い表現と味わいある文章を生むのでしょう。

今回の本も、「心が萎えた時に立ち直れるのは、喜びを見出したときだけでなく、悲しみを見据えた時にも、心は再生する」と、
自分の体験を踏まえて、じっくりと書いてあります。


2014年1月26日日曜日

この本は良かった~ No.5

TVドラマで放送されている、「紙の月」の原作です。
ある専業主婦が、銀行のパートを始めたのがきっかけで、1億円の横領をしてしまうストーリーです。
もちろん背後に若い男ありです(´∀`)
でも、ただ単にその男に貢ぐためだけに横領したのではなく、「大金を持った自分は何でも、自由にできる」、その感覚の虜になったのです。
面白いのは、横領したお金で一流ホテルのスイートルームに何度も、その若い男と泊まるのですが、そのうちにその豪奢な生活も日常になってしまうと、飽きていくのです。
そして、結局はマンションを借りて、そこに男を住まわせ、自分の手料理を食べさせるのに喜びを感じるのです。
それは、自分の夫にしてあげていることと同じことなのに・・・・

何事もお金に支配されている現代社会、その谷間に巣くう闇と女性心理を描いていて、
なかなか面白かったです。








2013年12月29日日曜日

この本は良かったNo.4


2009年秋、当時35歳だった木嶋佳苗の周りで、多数の男性が不審死した事件が話題をさらっていた。やがて別の連続不審死事件が浮上してきた。現場は鳥取、主役は上田美由紀、スナックのホステスだった。
筆者は町を歩き、スナックに通い、裁判を傍聴する。
そんな現地調査の詳細が描かれている。
そもそも、この両犯人はデブで、お世辞にも美人とは言い難い容貌である。
そんなホステスに何故、新聞記者や大学教授等の立派な職業についている男達が、溺れ、貢ぎ、翻弄され、自殺に追いやれれ騙されたのか?

男という性の持つ弱点を知り抜いていたのか・・・

とても面白かった。

    2013年12月8日日曜日

    この本は良かった~ No.5 「海賊と呼ばれた男」


    2013年の本屋大賞に輝いた本です。

    「出光興産」の創業者をモデルにした小説ですが、実録を基に、戦前&戦後の社会の様子や政治の流れが、あたかも自分がその時に生きていたかの様に浮かび上がります。
    さすが百田尚樹です。膨大な資料を徹底的に調べて書いてありますので、本当に面白かったです。

    しかも「石油」の観点から見た官僚政治へも切り込みも、胸がすく思いです。

    でも、その時代の主人公達は、自分の事より、社会のため、日本のために献身的に働いています。

    そういう人達が、日本を救い発展させて来たことでしょう。

    今後はどうなるのでしょう?
    先ず「自分の利益」を優先する人が圧倒的に多いです。おまけに「秘密保護法」も強行採決され、ますます官僚や政治家の利益優先の日本になっていく事でしょう。

    そう思うと、長生きしても良いことなさそうな(^-^)


    2013年10月14日月曜日

    この本は良かった~No.3

    脳科学の本ですが、全然固くなくて、解りやすく、とても面白かったです。

    例えば、「英語脳と日本語脳」
    英語が苦手な人は、日本語脳で英語を学んでいるとか・・・これは思い当たる節があります。
    ちなみにバイリンガルの人は、英語脳と日本語脳と全然違う場所を使っているとの研究結果が出ているそうです。
    私も、バイリンガルまではいきませんが、英語脳と日本語脳は完璧に場所が違うと、
    両方の言語を話す時に感じることがあります。
    (性格まで変わります)

    また、アメリカでは、唾液をちょっと送ると、DNAの詳細な結果が送ってもらえるそうで、
    料金も99ドル(9000円ぐらい)とスゴーく安い。
    自分の先祖がどこから来たかとか、今後かかるであろう病気の事まで、
    怖いくらい詳細にわかるそうですよ。
    日本からも送れそうですので、そのうちにやってみようかなー(*^_^*)