当時の石高を3倍以上にも増やした灌漑施設は、今も立派に現役で活躍しています。
ただ、現在のお米の値段は年々下がり続けています。
多くの人達が苦労して作り上げたこの井手は、こういう日本の「米」の歴史を物語っているようでもあるのです。
年に一度のお祭りには、催し物がたくさん。菊陽武蔵剣豪太鼓の演奏も迫力満点
外国人が喜びそうな、肥後武者剣術実演
今日の私の目的の一つはこれ。南小の生徒達によるガイドです。普段は英語授業で騒がしい彼等です。どうしてもガミガミ怒ってしまいますので、今日はタップリと誉めてあげました。
SO CUTE !!
この日も水がグルグルと攪拌されていました。古人の知恵の見事さに感嘆!
自然の力を利用して、火山灰の土砂が堆積しないように攪拌するシステムです。
柔らかな水の音は400年前と変わらないのでしょうか。
ゆるゆると 止まることなく 流れる井手の水
祖母の生、父の生、母の生、そして私の生、
豊臣家滅亡、徳川幕府の盛衰、
明治維新、戦争、原爆、大地震、・・・
世の流転を横目に眺め、流れ続けて400余年
その優しい流れに 自然の掟を教えるごとく
今日も水清らか、音澄み渡る
全てが瞬間で流れて行くことを、伝えているかのように感じた
ひと時でした。
(ちょっと自由詩作りました)
0 件のコメント:
コメントを投稿
どうぞお気軽にご感想なり、ご意見なりを
お聞かせくださいませ。