先日の「ラバウルの祖父が語った戦争」の集いは、とても心に残るものでした。
実はその時に、もうひとつの意外な事実が明らかになったのでした。
その事実とは・・・
私)フランシスさん、先日の集いは大変お世話になりました。
おかげで「戦後70年」に相応しい、心に残る集いとなり、主催者としても感謝しています。
F)私の方こそ緊張しましたが、生涯の記念になる経験をさせていただきましたし、またとても楽しかったです。
私)それは良かったです。
ところで、打ち合わせの時に、当時盛んに歌われていた「ラバウル小唄」をお聞かせしましたが、「私、この歌知ってます!!」とビックリされてましたね。
F)そうなんですよ!最初は分からなかったんですが、2度3度と聞いているうちに思い出したんですよ。
実は、私の兄はラバウルでプロの歌手でして、ホテルやクラブ等で歌ったり、CDを出したりしているんです。
そのCDのひとつに、この歌を歌ってるのがあるんですよ!
私)そう言われてましたね。そのお兄さんには、お祖父さんが「ラバウル小唄」を教えられたそうですね。
F)そうなんですよ。祖父も、兄が歌がうまかったからでしょうか、よくこの歌を歌って教えてましたよ。
今回、この歌を聞かせてもらって、祖父も兄も完璧な日本語で歌っていると分かりました!
ユーチューブにもアップしてますから、ちょっと聞いてみてください
https://www.youtube.com/watch?v=A10stUBBco0
(お聞きになりたい方は、クリックしてください)
私)(お兄さんの歌を聞きながら・・)
本当ですね!少し変な日本語になっている箇所もありますが、ほぼ完璧ですね!
リズムもアップテンポで踊りたくなる気分です(*´∀`*)
これは、意味も理解して歌われているのでしょうか?
F)いいえ!「さらば ラバウル」というのが「バイ バイ ラバウル」という意味だとしか知りません。後はただ歌っているだけです(^-^)
今度の集いで歌詞を訳していただいたでしょう、それで私も「えー、そんな意味だったんだ」と解った次第です。(笑)
兄にもさっそくメールで意味を伝えておきました。
私)(笑)お役に立てて嬉しいです。
ところで、お祖父さんはこの歌を、きっと日本兵から習われたのでしょう?
F)そうだと思いますよ。
戦争が終わってから日本に帰るまでにある期間がありましたので、現地の村に遊びに来て、現地人と仲良くなった兵士も多かったそうです。きっと私の祖父も、仲良くなった日本兵がいたのでしょう。
私)日本の有名な漫画家に「水木しげる」ていたんですけど、その人もラバウルに一兵卒として送り込まれたんです。
オーストラリアやアメリカとの悲惨な戦いの中にあっても、現地人との交流があったみたいです。
「水木しげる」が書いた「ラバウル戦記」を読んだんですけど、その中にこんな事が書いてありました。
「・・・いよいよ、土人達と別れる時が来た。・・・イカリアン(土人の名前)は『日本に帰ってはいけない。お前この部落の者になれ』と言う。するとみんな『そうだ、そうだ』『お前がここに残るなら、畑も作ってやろう、家も建ててやろう、踊りも見せてやろう』と口々に言ってくれる。・・・」
水木しげるも、本気で残ることを考えたそうですが、結局帰らざるを得なかったそうです。
彼によると、「心の楽園を見た」そうで、「物がなくても楽しい本当の人間の生活を見た」そうです。
F)本当に感動的なお話ですね。そんなにラバウルのことを好きになって下さって、嬉しいです。
私)私も感動しました。戦争という極限状況だから、余計に現地人の優しさが身に沁みたことでしょう。
F)でも、もう戦争は懲り懲りです
私)同感です
熊本,菊陽町の田舎に住んでいます。 どういうわけか、田舎にありながら、英語スクールを営み、 興味は常に外国にあり、異文化交流が大好きな私です。 出会い、発見、日々感じる事、諸々の発信です。 よろしくお願いします。
2015年7月29日水曜日
森と清流のシンフォニー
長すぎた梅雨は
荒れ狂うばかりの清流を
静寂の森の中に
惜しみなく流す
水と森の悠久のシンフォニー
我にもその清らかさと強さを
分かち与えよ
素晴らしい一日を過ごせたことに感謝、感激!
UTUBEにアップもしてありますhttps://youtu.be/P4_nGXbV0gM
これも日本の美
ある晩、夫がお座敷でエアコンを付けて、涼んでいました。
その時、伝統的な二間続きのお座敷の明かりが、見事なコントラストを作っていました。
透かし彫りの富士や松の彫刻が浮き上がり、襖の明かり取りの
格子柄も、美しい姿を披露してくれていました。
これも日本の美・・・プチ感動した瞬間でした。
2015年7月20日月曜日
「ラバウルの祖父が語った戦争」をアップ
先日、国際交流クラブで「ラバウルの祖父が語った戦争」をいう集いをしました。
ラバウル出身のフランシスさんが、お祖父様から聞いた「日本軍占領」時のお話を伺いました。
先だっての強行採決依頼、各地で反対デモが起きています。
フランシスさんのお話から垣間見えるもの・・・それは
*大義のない戦争はない
*被害者ばかりでなく、加害者にもならなければいけない
など多くのものを学ぶことができました。
日本大好きなフランシスさんも、私も、また外国との交流が大好きな参加者の皆様も
日本が戦争へ向かわないように、心から願っています
2015年7月11日土曜日
学園大で活動紹介
学園大学の福祉環境学科の「生活と福祉情報」という講座のゲストスピーカーとして、KSNの活動紹介に行ってきました。
その中で、国際交流クラブの活動も紹介させていただきました。
自分のアピールしたい事の半分も伝えることができませんでしたが、生徒さん達は熱心に聴いてくださいました。
○○教授、毎年お招き下さって、ありがとうございます!
祝 4級合格
兄弟揃って、英検4級おめでとうございます!
私のスクールで長年英語勉強してくれて、ありがとう。
英語が本当に上手になったよね。
これからも楽しみながらお勉強しましょうねー
合格証書を見せてくれたお二人
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