2021年10月9日土曜日

「ゆるサロンーインドネシアの家庭料理をご一緒に!」を開催




今回はインドネシア出身のラリサさんをお迎えして、「インドネシアの家庭料理」を楽しみました。

あいにくのコロナ禍で、あらかじめUTUBEに料理の様子をアップしてご覧いただきました。

これは、あらかじめミルク亭で一緒に料理した時の様子をアップしたものです。
ちょっと恥ずかしいのですが、ご興味のある方はご覧くださいませ。https://youtu.be/2Si4ZZghs20

UTUBEの後は、ラリサさんが、「お祭り等の特別な日の家庭料理」のテーマで美味しそうな写真をたくさんご紹介いただきながら、お話しいただきました。
特に下記の様な事が印象的でした。

*インドネシアは、世界でも最も多くのイスラム教徒が住む国だが、キリスト教徒や仏教徒もけっこういる。また民族も1,300ものグループがあり、多様性に富んでいる。

*イスラム教ではラマダン(1か月の断食期間)があるが、それが終わった翌日は盛大にお祝いする。また、1週間ほどの休みを取って里帰りしたり、家族や親せきが集まって御馳走を食べる

*クリスマスは、イスラム教徒や仏教徒達も日本と同じように、信仰は別としてお祝をしている。

*中国系のインドネシア人はかなり多くて、イスラム教徒が多いのだが、やはり中国のお正月は旧正月なので、中国の伝統的なお正月を盛大に祝っている。お餅や葉ミカン、尾頭付きなどは幸運を願う料理として欠かせない。

*東部インドネシアは豊富なスパイスを、古来より生産している。大航海時代はスパイスは金ほどの価値があったので、インドネシアを植民地にしていたオランダは、莫大な富を得ていた。
また、300年に及ぶオランダの植民地下で西洋の文化が溶け込み、特にデザートは西洋的なものが多い。

以上の様に、インドネシアは今の世界で重要項目とされる〝ダイバシティ インクルード”
(diversity include, 多様性の許容)という点では、日本より先輩と言えそうです。

他に「おめでとう」「ありがとう」等のインドネシア語も皆で練習したりして、国際交流の楽しさを味わえたひと時でした。
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