2025年6月21日土曜日

三味線ミニコンサート&ゆかた体験」

 昨日の「三味線ミニコンサート&ゆかた体験」は、皆さんの屈託ない笑顔が広がり、日本文化の紹介という意義深い内容も見事に織り込まれた、とても良いものとなりました。皆さまのご協力のたまものだと、深く感謝申し上げます








杵屋五司郎先生と5人のお弟子さん達による
三味線演奏では、力強くも繊細な三味線の音色と共に、素晴らしい「和」の世界にいざなわれました。

勧進帳や長唄などのクラシックの世界は、完全に理解はできなくても、やはり日本人なのでしょうか、魂に響いてくるものを感じました。
また、これは外国人も同じだったようです。良い音楽は言葉を超えて、心に浸透します。



その後は、NさんとAさんによる「ゆかた帯結びの紹介と実演」がありました。
着物着付けにすっかり慣れているお二人が、半幅帯の飾り結びを2種類紹介されました。
日本人はもちろん外国人の皆さんは、帯の結び方を見るのは初めてでしたので、
食い入るように見られているのが印象的でした。


その後、外国人参加者お待ちかねの「ゆかた体験」をしました。
「着物は着たことがあるけど、浴衣は初めて」と全員が初体験となりました。
ゆかた姿の皆さんは、美しく艶やかで気品があり、写真撮影で大忙しでした。
急きょ、男性3人もゆかたを着られて、「カッコいい!!」と言われて(heart eyes Moon)照れくさそうでした


最後の菊陽音頭で盆踊りは、これまた全員の外国人参加者が初めてで、輪になって踊ること自体が珍しそうで、とても賑わいました。
まだまだ良い写真や動画がたくさんありますので、
ご覧になりたい方、ダウンロードされたい方はこちらをどうぞ➨https://drive.google.com/drive/folders/1sqEoJD5Fnx1WyK3LNygB8OZ6rLl7owDF?usp=drive_link



2025年6月19日木曜日

え、この歌が台湾でも歌われている!!

 https://youtube.com/watch?v=Q83-s1KSB4I&feature=shared

私の日本語クラスでは、童謡を使って教える時もあります。

昨日は梅雨の季節に相応しい「あめふり」を使いました。「・・・あめあめふれふれ・・・」で、皆さんもよくご存知のことでしょう。

そしたら、この歌は台湾でも子供達に教えられているみたいです。

台湾の生徒さんが家庭で歌っていたら、娘さんが「知ってるよ」といって中国語で歌われたそうです。

ビックリ!!ですよね。

1895年から1945年までの50年間の日本の統治時代に、日本の歌もかなり教えてたのでしょう。

「仰げば尊し」も小学校の卒業式では今でも歌われているそうです。

2025年6月15日日曜日

杵屋五司郎先生の三味線を聞かれませんか!

 三味線演奏者のプロ中のプロである「杵屋五司郎先生」が演奏に来られます!!
芸大や九大などで講師もされ、その音楽活動たるやヨーロッパ諸国、アジア諸国、ニューヨークなどのアメリカ国内と、本当に世界を股にかけて活躍されています。
音楽賞の受賞はもちろん、数々の三味線曲も作曲されています。

矢部町出身ということで、熊本は特に大事にされているのでしょうか?
ここ菊陽町では、ボランティアで演奏してくださいます。
ぜひ、この機会をお見逃しなく!!

***************************
❖日時:6月20日(金) 

午後1:00~3:00


❖場所: 菊陽町 総合体育館     

所在地:菊陽町原水5332-3   電話:096-288-7885

❖内容: ★ 三味線ミニコンサート(30分)

世界的に活躍されている三味線演奏家の「杵屋五司郎」先生とお弟子さん5人の演奏です

★外国人女性のための、ゆかた着付け体験

ゆかた、帯、小物も借りれます!着付けもしてもらえます!

 ★ゆかたに似合う半幅帯結びの紹介や、最後に「菊陽の盆踊り」

❖ 參加費

①三味線ミニコンサートやその他・・・600円

②ゆかたを着る人・・800円(①も含まれます)


❖ お申込み:

①または②を明記して、ラインやメール(milkworld2008@gmail.comでお申込みくださいね























2025年5月30日金曜日

熊日 新聞博物館を訪問

 5月の「きくよう多文化クラブ」のイベントで、熊日 新聞博物館訪問を行いました。また特別講演として、新聞にエッセイ「ワシントンからの風」を連載されておられます上西川原 淳」氏のお話も聞くことができました。




用意していただいたお部屋は、外国人3名を含む参加者21名で和やかな雰囲気に包まれました。
上西川原氏のお話では
「高校生の時の1年間:米ユタ州
2003年(イラク戦争の際):イラクに3カ月間
04~08年:ロンドン(ブレア、ブラウン政権)
12~15年:ワシントン(オバマ政権2期目)
19~22年:ワシントン(トランプ政権1期目)
と住んだ経験があるが、日本人であるとか日本国籍であるとかの意識を持たせられたことは全くなく、地域の一員として受け入れられた。それぐらい多文化の歴史が長いと言える」、また「多文化共生は日本にとってこれからの最重要課題の一つと言ってよい。お互いの違いを認識し、まず受け入れる姿勢が必要」との示唆に富んだ内容でした。



の後、博物館に移動して係の方の詳しい説明で、ゆっくりと見学しました。この新聞博物館は日本で最初に建設されたもので、さすが明治初期の熊本の文化レベルは高かったと納得しました。


すが新聞博物館です。
世界や日本の歴史的な出来事を伝える新聞の数々に、見入ってしまいました。96歳になられる参加者の方が、「当時の新聞を見て、自分が経験してきた色々な社会的な出来事がとてもリアルに蘇り、万感の思いだった」と述べられていました。

熊日新聞社からは全員にお土産をいただきました!
お世話いただきました、熊日のNさんには心よりお礼申し上げます。










2025年5月25日日曜日

自由の女神

 今、カナダやニューヨークを旅されているMさんから送られてきた動画です。

私も2度訪れたことがあります。

特に対岸からのボートで見に行った時の女神像は、近付くにつれて言葉を失うほどの美しさでした。

そして、その台座に刻まれている詩は、女神の美しさ、神々しさそのもであると今も感じるのです。

Give me your tired,
your poor,
Your huddled masses yearning to breathe free,
The wretched refuse of your teeming shore.
Send these,
the homeless,
tempest-tossed to me,
I lift my lamp beside the golden door!”
Emma Lazarus, 1883

疲れ果て、
貧しさにあえぎ、
自由の息吹を求める群衆を、
私に与えよ
人生の高波に揉まれ、拒まれ続ける哀れな人々を。

戻る祖国なく、
動乱に弄ばれた人々を、
私のもとに送れ

私は希望の灯を掲げて照らそう、
自由の国はここなのだと。

エマ・ラザラス

トランプ大統領に率いられるアメリカは、この理想、理念から大きく外れてしまっていて残念です。
女神の火が消えないように願うばかりです。



2025年5月21日水曜日

睡蓮の花

 一塵不染の睡蓮は

泥炭より生まれ 清廉に咲く

人間に何を語るか






2025年4月28日月曜日

茶道ワークショップの熊日記事

 先日の茶道ワークショップも熊日に載せていただきました!
スーダン出身の家族の様子がとても良いですね。


2025年4月27日日曜日

熊日新聞の一面トップ

 4月26日の熊日新聞のトップの記事です。
私のコメントが閉めに使われていて、何と言っても「光栄」です。
ありがとうございました



2025年4月25日金曜日

バラのアーチ

今年も見事に咲いてくれたモッコウバラのアーチ
中に立てばバラの香りのベールが私を包む







 

2025年4月20日日曜日

茶道ワークショップ

 昨日は「きくよう多文化クラブ」で、茶道ワークショップを催しました。

台湾、モンゴル、スーダン、イランと国際色豊かなお茶会で、本当に楽しい一日でした。




肥後古流のボランティアの皆さまには、お道具からお菓子やお抹茶の手配まで、大変お世話になり心からお礼申し上げます。

菊陽町長にもご出席いただいて、ご挨拶していただきました。何よりの歓迎になったと思います。

私も通訳をさせていただきましたが、外国人も日本人も熱心に町長のお話を聞かれていました。




今回は2席のお茶を用意しました。

1席目はフォーマルに「お席入り」から体験していただきました。

お茶室に入る前に、私のほうから英語で次のような事を説明しました。

①お茶室では会話は最低限に限られている。これは静寂の中で、水を注ぐ音であったり、お茶をたてる時の茶せんの音であったり、あるいは風の音もあるかもしれない、そんな小さな音を聞きとって鑑賞して欲しい。そして長い静寂の時間は「瞑想」の時間とも言われている。


②言葉は少ないが所作などで「言葉なき会話」「心と心での会話」をしていること


③お茶碗を回すことは謙譲や敬意を表していること


④茶道はただお菓子を食べたり、お茶を飲んだりするだけではない。掛け軸やお花、釜などお部屋に置いてある全ての物が、あなた達への「おもてなし」になっているので、じゅうぶん鑑賞して欲しい。
また、お茶のいただき方、細かい所作の持つ意味なども英語で説明いたしました。

皆さん、特に外国人の方達はとても関心と興味が深く、熱心に聞かれていましたので、お茶席でも静かに厳かにお茶をいただかれていました。




最後に「お茶をたててみられませんか」といいましたところ、次々とたくさんの方がトライされて、予想外の反響でした。



台湾人男性の参加者の方から次のコメントをいただきました。
交流の過程において、先生は敬意をもって客人をもてなし、客もまた謙虚に心からの感謝を表していました。
お部屋に入った瞬間から、目にするもの、耳にする音、そして心に染みるすべての空気を味わいながら過ごしました。

優しく、静かで、何も言わなくても、すべてが伝わるような時間でした。
私にとって、 それは「心の交流」で、最高のコミュニケーションだと思いました。
誠に感謝しました。」

茶道の心をここまで理解していただいて、とても嬉しかったです。

このお茶会の様子を「グーグルフォト」のアルバムで

公開しています。

次のリンクを開いてお楽しみくださいね。

ダウンロードもできます!

https://photos.app.goo.gl/R8pNnYL27DQRez1Z9

2025年4月14日月曜日

お別れ茶会

 今日は韓国へ帰られる、Sさんのお別れ茶会をしました。
私の着物を着せてあげましたが、すごく良く似合ってて、美しくあでやかなSさんができ上りました!




再会を心に誓って、二人の思いで深い茶会となりました。