2026年9月7日月曜日

ひとり語りNO.4~安い国日本

 「安い国 日本」

先日、あるアメリカ人の若者と語る機会があった。
その若者は日本に来て2年半ぐらいであるが、子供の時から日本のアニメや漫画に魅了され、
大学ではアニメーションを専攻したそうだ。

その若者が言った。
「昨年、いとこがアメリカから遊びに来たので、一緒に東京へ旅行に行ったんです。
とても良かったんですが、特に良かったのはホテル代がとっても、とっても安くて、おかげでアメリカでは泊まれないような良いホテルに泊まることができました。」
(これでいいの?)と思うぐらいの値段だったそうだ。

それを聞いて、私は少し複雑な気持ちになった。
物価安に加えて円安が原因だとは十分承知しているが、「安い日本」がこんなに長く、またこれからも続くのは忍びない気がする。

そうは言っても、かく言う私も30年ぐらい前までは、諸外国で同じように「物価安」を多いに楽しませてもらっていた。さすがにアメリカではそんなに安いとは思わなかったが、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、シンガポール等の東南アジア諸国に出かけては、「こんなに安くていいの?」と感じたことも多かった。
景気も良くて円高だった時代の話だ。

時は流れ、
国の借金でもある政府財務残高はG7で最高(約200%)、平均給与はG7で最低、、、
そんな日本の状況を見ていると、立場が逆転するような時代が来るとは思えない。

それでも平和で安全で清潔、長い歴史の中で培われてきた優れた伝統文化や芸術など、他国にないものは沢山ある。
それらを大事にして、いつまでも魅力ある誇れる国であって欲しい

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