2008年12月31日水曜日

行く年

今年もあと3時間足らずとなりました。

私の2008年、大観すれば恵み多き1年だったように思います。
何と言いましても、スクールが充実してきた事が一番ですし、国際交流クラブも発足できたし、
姪も自立したし、母の病気も少しずつ快方に向かっているし、ファイナンシャルプランナーの試験も合格したし...
2009年は、またさらに飛躍したいと願っているこの時間です。

さて、昼間に最後の大掃除をしていて、土蔵の中から素敵な石の道具を見つけました。
今までも、いくつか見つけたのですが、どれも「手彫り」なのが大いに気に入っているところです。
さっそく、重いのを我慢して、玄関の階段に置きました。
おかげで、今少し腰痛がするのですが、これもまた良し。
先人達が生活に使った道具は、今やオブジェに最適です。



左は石臼だった物、右は土台石だったようです。

これも石臼だったそうです。

これは、豆腐を作っていた道具だそうです。今は「姫睡蓮」を植えています。

これは、とても珍しいそうです。
安山岩でできた水槽です。今は、睡蓮を植えています。
私のお気に入りのひとつです。



2008年12月30日火曜日

もちつき


今年も持ちつきの時期がやって来ました。
これが終わらないと、どうもお正月が来ると言う感じがしません。
いままで、義母と夫でやっていたのですが、今年から義母に代わって私がしないといけなくなりました。
  (写真の順番が不動になってしまいました。)

つきあがったお餅です。大きめの物は神仏へのお供え餅です。今年はグンと量を減らしました。
これは何かと言えば、昔の石臼なのです。今は庭のオブジェとなっています。
本当は、これを使ってキネでついたら、さぞおいしいお餅が出来上がるのだろうと思うのですが。。。


今は、機械が主流です。でも、子の餅つき機は便利で、結句おいしくつけました。


夫も餅つきでは、張り切ります。量を小分けにしたので、「けっこう楽だった」と
満足気でした。



英語で言えば、”steamed rice" です。これをちょっと口に入れてみると、おいし~んです!
もち米は、近くで取れたのをいただきました。(いまだに年貢米と呼ばれています。田んぼを貸しているので、その小作料の一部です)
ここで、あるアイデアがひらめきました。
「お正月は、これで ”おこわ”を作ろう!!」
「蒸す」というクッキング法を見直した一日でした。




2008年12月19日金曜日

真いか一夜干し

メディアはこぞって、非正規労働者の失業やアメリカのビッグ3の経営不振、超円高等々のニュースを
耳にタコができるぐらいに流しています。
マイナスの裏はプラスのはず。。。きっと隠れたプラスの面もあるはずなのに、同じ見方しかしないのは何故?
気分の晴れない今日この頃に、大きな「いかの一夜干し」が届きました。
御近所のSさんからのお裾分けです。
長崎の海を泳いでいたそうで、白くて滑らかなその姿は、どこか神々しささえ漂っていました。
歓迎の気持ちを込めながら、早速あぶっていただきました。

Ummmmmm、Delicious !!!!

柔らかい口当たり、そして広がる潮の香り...

あいにくワインは切れていたので、ビールにお付き合いを願いました。

久しぶりに良い気分、

これで、明日からまたエネルギーも倍増しそうです!

Mさん、

Thank you so much !

2008年12月10日水曜日

クリスマス キャロル

寒さがいくぶん緩んで感じられた今日は、「KSN国際交流クラブ」主催で、「クリスマス キャロル」を楽しみました。DVDをプロジェクターで拡大して、皆で見るのです。
この映画は、ニューヨークで10年以上のロングランをヒットしたミュージカルで、歌&ダンスの見事な出来栄えに、心も躍るひと時でした。


ディケンズの有名な原作が発する、金欲への警鐘は今も凄烈です。
映画を見終わった後は、いつものようにコーヒータイムと座談会です。キューバ出身のミゲルも、
「クリスマスキャロルは、今までいろんな物を見てきて、たいていは退屈してしまっていたが、
今日のミュージカルは本当に良かった。意味深く見ることができた」と言っていました。


それぞれに、それぞれのスタイルで自己紹介や感想を述べられました。


最後に、クリスマスソングを3曲、英語で練習しました。
クリスチャンではなくても、詩の良い歌は心に響くのです。




2008年12月7日日曜日

国際的なランチ!







師走も半ばに差し掛かった日曜日、ごく少数の関係者だけを招いてのランチパーティをしました。
ペルー出身のミゲル夫妻とキューバ出身のミゲル夫妻で、日本式の我が家のお座敷は、
スペイン語の世界となりました。
そして、片言ながら、覚えたてのスペイン語が通じると、とても嬉しいホスト役の私でした。
また、ペルー出身のミゲルはフォークロアのプロですので、デザートタイムになると、自然と
音楽演奏になってくるのです。
また、宮田先生や中山さんも、セミプロ的な腕前を御披露されました。
一品持ち寄りでしたので、「食」もとてもインターナショナル!
お互いに、興味の尽きない食事タイムでした。
また、「日本の高校生達は朝早く家を出て、帰るのは午後7時ぐらいですね。生活の大半が学校生活なんて、ちょっと理解できません」とか、
「西洋人は、自分達の文化がベストで、他の文化は一段低く見る傾向にあるので、
日本人が鯨を食べるのを一方的に非難する傾向がある」とかの呟きも聞かれ、
やはり国際交流は私達の目を覚ましてくれると、再認識した午後でした。




2008年11月30日日曜日

委嘱状

菊陽町の「社会福祉協議会 評議委員」 の委嘱状をいただきました。
私等、あまり役に立たないと思っていますが、この福祉協議会の会議って、
とても為になるのです。
町の福祉の方向性や進展状況が良く解かりますし、また「今度、…と言う施設ができます」ととかの情報がいち早く聞けるのです。
私は「男女共同参画」の視点からの発言を期待されています。

もっと、もっと発言したい事はあるのですが、皆が恐れをなさないように控えめに

発言するよう心がけています。(笑)

でも、結局は本音で行ってしまってる私です。

立神峡





歩きました、12KM!
私の最近の楽しみのひとつは、「JR九州ウォーク」に参加する事なのです。
しかも一人で...これが、魅力なのです。
見知らぬ駅で降りて、マップを片手に、見知らぬ地を気ままにお散歩。
人家や庭や自然や、その他の物を眺めながら、人の生活の様子をあれこれ想像するのが
大好きな私なのです。
そして、一人で参加していると、これまた一人で参加している方達から、必ず声がかかり
、これがまた新しい出会いが生み、アドベンチャラス!
今日のコースは、東陽村にある「立神峡」をゴールとするコースで、
本当に充実したウオークでした。
~水煌めき、紅葉輝き、人温かく~
2008年の最後を飾る企画は、帰宅してから火傷するような熱いシャワーを浴びた時、
更なる満足感をもたらしてくれました。


2008年11月23日日曜日

母の婚礼帯

数年前にロサンジェルスに住む、アメリカ人の友人宅に泊まったことがあります。
その時に、部屋の壁に大胆に飾られていた日本の帯が、強く印象に残っていました。
先日、実家に行った時に、母と着物の話になり、この帯をもらってきました。

思い切って、玄関に飾る事にしました。

この帯は、いわば母と父が生涯で最も輝いていた瞬間を飾った物と言えます。
じっと眺めていると、既にこの世にいない祖母、祖父、それに年老いた母の兄弟姉妹達の
幸せそうな笑顔が思い浮かんで来ます。

そして...
私が出かける時に、また帰ってきた時に、その輝く瞬間で私にエールを送ってくれている様に
感じるのです。



九州JRウォーク

ちょっとしたきっかけで、「JR九州ウオーク」というものを知りました。
色々な地方の駅を出発点として、4~5kmの行程を、マップをもらって自分なりに歩くのです。
見知らぬ土地を、ブラリ散策するには最適のプログラムなのです。
おまけに、その地方の「おもてなし」や「おみやげ」もついていて、参加費はゼロという魅力も
無視できません。
今日は、菊陽の「三里木駅」からの出発でした。
普段は車で通り抜ける道も、こうやって歩くと新発見も多く、
たのし~い日曜日となりました。

細川藩の肝いり地区、「鉄砲小路」です。祭日には日の丸がずらり並んで、感心してしまいます。

地元ボランティアによる、「団子汁と新米おにぎり」は美味!
500食は、あっという間に終わりを告げそうでした。


2008年11月19日水曜日

キューバの本格コーヒー

「キューバのコーヒーを入れてあげましょう!」
と、長いまつげを上下させながら、キューバ出身のミゲルが申し出てくれました。
もって来てくれたのが、この本核的なコーヒーメーカーです。
アメリカでは500円ぐらいで買えるそうですが、こちらでは3000円はするでしょう。
下の部分に、コーヒー粉(キューバ産)を入れ、水を注いで、弱火でじっくりと熱するのです。


そうすると、このように少しずつコーヒーが溢れるように出てくるのです。
この時に、芳醇なコーヒーの香りが部屋一杯に広がります。

小さめのカップに注ぎ、砂糖をたっぷり加えて、ひとくちすすると、
Oh, how good !!
口の中に、香ばしくも深い味わいあるコーヒーが広がるのです。
ブラジルでも、このタイプのコーヒーをいただきましたが、
今日のコーヒーは「熱意」がこもっている分だけ、格段のおいしさでした



幼児クラス


急な冷え込みを迎えた熊本地方です。
まだ心の準備も充分でないため、震え上がっている人も多いようです。


そんな寒い日にも、心温まる瞬間はあるものです。

1歳の頃から英語を学んでいるMちゃんは、英語がとても上手です。
カナダ出身のジャズミン先生の言うことが、ほとんど解かっているのが不思議なくらいです。

でも、答える時はちょっと恥ずかしそう...

その表情が何とも言えず可愛くて、私の顔にも微笑みをもたらしてくれます。

2008年11月15日土曜日

県庁プロムナードコンサート


ライトアップされた、県庁の銀杏並木の下でのコンサート...
想像しただけでも、ロマンティックです。
しかし天気はあいにくの雨。
しかも時間を合わせたように、激しい降りになってきたのです。
でも、これでキャンセルするわけにはいかない私の性格なのです。
テントの下で、寒さに震えそうになりながらも、出演者達の迫力あるパーフォーマンスにすっかり
引き込まれてしまいました。
銀杏並木の葉もまだ青かったのですが、それはそれで幻想的な美をかもし出していました。


2008年11月8日土曜日

結婚式

今日は、夫の甥の結婚式でした。
久しぶりに着物を着ましたが、自分で着付けしたので、なかなか大変でした。
以前は茶道をしていたので、もっと手際よく着付けていたのですが、今回はだいぶ時間がかかってしまいました。
それでも、やはり着物は良いものです。
帯を締めたときに気分が引き締まり、ヒモ一本取れば全てがダメになると言う、
合理性も気に入っています。

これからは、また何かにつけて着物を着たいと思いました。

でも、昨今の結婚式は、チャーチスタイルで、若者はほとんどが洋服です。
民族性を大事にしないと、そのうちに大きなツケが来るのでは?

2008年10月31日金曜日

合格証


幾つになっても、合格証を見るのは気持ちが良いものです。
今日は、夫からのお祝いと言う事で、菅野屋の焼肉をご馳走になりました。
たぶん、あるNPOの活動をしながらの2級取得をする事になるでしょう。
でも、一番の目的は「脳」の健康のため。
また、これが面白いのです。

ポルトガル家庭料理


先日、日系ブラジル人の今田様をお迎えして、ブラジルの「ポルトガル料理」を楽しみました。
普段は、料理を「楽しい」とは感じない私も、なぜかこういう集いは、心より「楽しい!」と思えるから不思議です。
もっと詳しく御覧になりたい方は、こちらをどうぞ!

http://homepage3.nifty.com/milkeigo/portugesecooking.html

2008年10月28日火曜日

合格!

やったー!
ファイナンシャルプランナーの3級試験、合格しました!

54歳の挑戦です。
元々、私は個人投資家なのです。
長年積み上げてきた、自分の経験を系統立てようと思って、挑んだ試験でした。

しかも、「早朝学習」デス...これもとても効果的だし、脳に良いと実感しました。

今度は、2級にチャレンジします。

楽しく、好奇心一杯に勉強できそう。

将来は、資産運用のコンサルタント等を、すこしできたらいいなああ

2008年10月26日日曜日

ハロウイン









今年もハロウインの季節がやってきました。
最近は、どこかしこでハロウイングッズも売られ、子供達にとっては、すっかり馴染みの
行事のようです。
コスチュームも年々凝ったものが多くなってきています。
今年のゲストは、ミゲルと彼の奥さんです。
海賊姿と、ジプシースタイルがとても似合うお二人で、会場も一気に盛り上がりました。
やはり、ハロウインは何と言っても楽しいのです!!


2008年10月18日土曜日

スペイン語



始めました! スペイン語のお勉強です。


私の英語スクールに、スペイン語圏からの先生を採用したのをきっかけに、
スペイン語を勉強する事になりました。
これは、実は長年思い続けてきた事です。
メキシコ、ペルーに訪問した時に、少し覚えましたが、
これが、なかなか面白いのです。

世界では、スペイン語を話す人が最も多いのをご存知ですか?
これができれば、物価の安い国でのセカンドライフも、けっこう実現できるかも。

でも、彼の長ーい、クルッとカールした睫毛に、いつも心奪われる
レッスンです。(笑)

2008年10月12日日曜日

枝豆



義母が植えた大豆が、豊富に稔りました。
これを大豆にならないうちに、収穫したのが「枝豆」です。
(これを知らなかった私は、何と無知だったのでしょう。)
さっそく塩茹でにして食べると、
How,Delicious!!
本当においしいんです。
若い生命を食べて、申し訳ないけど、その分価値ある私の生にしたいと、
誓いつつ食した秋のひと時でした。

2008年10月9日木曜日

新しい先生


なかなかカッコいいでしょう?
この先生、ミゲルはキューバ出身で、アメリカに住んでいました。
高校、大学と、アメリカで過ごし、英語力はもちろん生え抜きです。
そして、スペイン語が母国語なので、私もスペイン語を彼から教えてもらう事にしました。
そして、私が彼に日本語を教えます。
これが楽しいんです!
これも、英語スクールをやって、外国人を雇えるからこそできることです。
さあ、スペイン語も、物にするぞー!
ついでに、スクールで「スペイン語講座」も解説する事にしました。
よろしく。

2008年10月5日日曜日

秋雨

       ブルーとグリーンのコントラストが気に入っている、我が家の庭です。
今日は、朝から雨。
庭に、しとしと、そぼ降る秋雨を眺めていると、妙に心が落ち着くから不思議です。
我が家の庭には、樹齢約200年を誇る銀木犀があります。
その老木が、今年もいっぱいに華をつけてくれました。
今日のような
雨のそぼ降る日は、屋敷中に花の香りが漂います。
「あー、...」と、自然と一体になる時が訪れるのです。
「死ぬまでにやりたい10の事」という映画(DVD)を見ました。
(以前、本を読んだ事があったので、興味がありました。)
雨の中を裸足で外に出て、立ちつくして、雨を感じ、自然の匂いを感じ、土の感触を感じ、
そして「生」を感じるワンシーンがありました。
やはり、自然の一部としての人間なのですね。
私も、この「自然との会話」できる瞬間を大事にしたいと思った一瞬でした。