2011年4月30日土曜日

バラの香りでお出迎え

今年もモッコウバラが見事に咲いてくれました。
昨年より一段と高く枝を伸ばしましたので、頭上高くから枝が降りて来て、
なかなかの迫力です。
近くを通るとバラの高貴な香りがどこからとなく漂って来ます。
来客への何よりのおもてなしとなっている、今日この頃です。

リユースのランプシェード

土蔵の中で見つけた古い農作業用のショウケを、ランプシェードにしてみました。きれいに洗われてニスを塗ってもらって、見事に再生したこのショウケも
、さぞ御満足の事でしょう。
おかげで玄関ホールの夜の雰囲気がグンと盛り上がりました。

2011年4月15日金曜日

興味深いお話(No.22)~私は日本を離れない~

福島原発事故のレベルが最高の「7」に切り上げられ、外国での反応が気になります。日本への外国人観光客の現象も6割近くにもなっていて、ここ九州も決して例外ではありません。これも、ひとつの風評被害とも言える事態です。 私の英語スクールの先生達も、家族や親戚から、心配のメールが山のように来ているそうです。 「でも、私は日本から離れません」と言われるデニス(ペルー出身)とセバスチャン(プエルトリコ出身、10歳の時よりアメリカ)にお話を伺いました。

デニス)私の母親が心配して、「帰っておいで」と何度もメールをして来るんです。「九州は大丈夫だから」と何度言っても信じなくて、ちょっと困ってます。 セバス)僕の家族も同じです。「何を食べてるの?放射能は大丈夫なの?」と心配して聞いてきます。イスラエルに住む叔母などは、「ここはテロでバスが爆発されたりも時々あるけど、放射能や地震の続く日本よりましよ。仕事は何とか探してあげるから、ここへお出でよ!」とか言ってくるんですよ。

私)そうなんですか! 日本は小さい国だから、国全体が汚染されてる様に思われるのも、仕方ないですね。

デニス)私はメディアの責任もあると思いますよ。ペルーのテレビニュース等をインターネットで見てますと、日本全体が地震と津波に襲われた様な言い方をしますからね!放射能汚染もだいぶ誇張されてます。


セバス)そうですよ。あのCNN(アメリカ)やBBC(イギリス)でさえ、事実よりだいぶひどく伝える傾向があります。


私)CNNも100%信用はできないようですね。でも、よその国で何か起きたら、その国全体が危ないというイメージを持ってしまうのは、仕方が無いようにも思います。実際、私も5月にシリア&イランに行く計画をしてましたが、このところの中東情勢ですので、やはり危険を感じてキャンセルしました。



デニス)えっ、キャンセルしたんですか?でも、シリアのムハマドは、「デモが起きているのは、一部の地域だから大丈夫」と言ってたでしょう?

私)ムハマドはそう言って笑ってましたけど、家族や友人、知人が会う毎に、「危ない」と言って心配するし、そう言われると自分でも不安になって来ましてね…まあ、また情勢が落ち着いたら安心して行けますし… だから、外国人が「日本全体が地震が続いて、放射能汚染されてる」といったイメージを持つのも解かる様な気がします。


セバス)いったん悪いイメージが植えつけられると、それを取り去るのはなかなか難しいからやっかいです。でも、私は山のように来る心配メールに必ず次のように答えます。    「私は何が起ころうと絶対に、絶対に、日本から離れない!」


デニス)私もそうです。私も日本から出る事はまず考えられません。



セバス)私の場合は、日本に住む事は子供の頃からの夢だったんです。やっとそれが叶ったんですから、それを捨てる事はありません。 また、もし何かが起こっても、それは自分の運命だと思ってます。



デニス)私もです。日本に来るのはバンジージャンプをする時のような、凄い勇気の要る事だったんです。そして日本のおかげで、ここまで学問をすることができて、本当に感謝してるんです。そんな日本をこの大変な時に出て行く様な事はしたくないです。


私)お二人の気持ちは本当にありがたいですよ。  原発事故レベルは7に上がり、IMFによる日本の経済評価は下がりと、強烈なパンチがいまだに続いている苦しい日本です。お二人を惹きつけて止まない魅力ある日本であり続けるためにも、一日も早い復興、そして原発事故の終結を願わずにおれません。

2011年4月4日月曜日

奈良の仏像芸術に感動

スクール経営の良い点の一つは、季節毎にちょっとまとまった休暇が取れる事だ。今年の春休みは思い切って奈良まで出かけて来た。 以前から、「ゆっくり、じっくり鑑賞したい…」とずっと思い続けてきた仏様達に、やっと会えて本当に感動した。 姿を拝見しているだけで心が浄化されるのは、日本人ゆえか、それとも崇高なる珠玉の芸術ゆえか? どうやら仏像鑑賞は私の新しい趣味となりそうだ。            その微笑みは深遠で慈悲深い。           (中宮寺、弥勒菩薩)
                衣の襞も流れる如く



       涙を湛えた様な表情の阿修羅像の美しさが際立つ
             慈悲深いお顔に心が浄化される
   「東洋のビーナス」と称される立ち姿は、高貴そのもの



2011年3月19日土曜日

興味深いお話(No.21)~FUKUSHIMA 50~

今回の大地震は被害も未曾有の甚大さですが、福島第一原発の放射能漏れが人々の不安を掻き立てています。
それについてセバスチャン(プエルトリコ出身、10歳の時にアメリカ移住)とお話しする機会がありました。
自分の命を顧みずに、原発の復旧に必死に取り組む原発従事者の事が、
セバスチャンにある感動の記憶を呼び覚ましたのでした。
(3月19日、午後2:00の時点での会話)

セバス)今日の福島原発の動きはどうだったんでしょうか?

私)昨夜の夜を徹しての作業で電源が回復し、1号機と2号機に繋ぐことが出来たそうですよ!他にも色々故障しているみたいなので、それがすぐに冷却水の給水に繋がるかどうかはまだ不明です。また、放水も連続して行なわれているようで、効果も少し現れてるみたいです。
朗報ですよね。

セバス)それは良かったですね!

私)今夜も徹夜で作業をして、3号機と4号機に電気を繋ぐために頑張って下さるそうです。放射能を浴びる危険性を犯してまでも、自分の使命を果たそうとするこの方達のことは、イギリスのBBCのホームページでも"FUKUSHIMA 50"として賞賛されてました。アメリカのABC放送でもヒーローとして絶賛されたそうで、私も日本人として誇りに思います。

セバス)自分の命を捨ててでも、放射能漏れを止めようとしている彼らは、本当にヒーローですね。

私)そうですよね。
地震が起きた日の真夜中3時,津波警告のまっただ中で,歩けないような暗闇の中でも原子炉を直そうと,津波が来る海の真横で,確実に死につながるだろうと解かっていながらも、働き続けられたそうです。致死的放射能漏れを止めるために、自らの命を危険にさらして残った人達を爆発が襲い,実際に何人かの作業員は亡くなられたそうです。本当に勇敢で、ありがたいです。

セバス)そのお話は、私の16歳の時の経験を思い出させます。
私はその頃マサチュセッツ州のある大きな市に住んでたんですが、ある晩、倉庫の火事があったんです。
どうもホームレスが何人か共同生活をしていたみたいで、彼らが使っていたロウソクが火事を引き起こしたそうです。火が出た途端彼らは逃げましたので、
発見が遅くなって、消防車が来た時は凄い火の勢いでした。

私)それからどうなったんですか?

セバス)先ず消防士3人が中に入って行ったんです。でも、出て来るのが余りに遅かったので、次の3人がその3人を救おうと火の中に入って行きました。
でも、悲しい事に6人全員が帰って来なかったんです。焼け跡には、彼等の遺体も完全に燃えてしまっていて、何も残っていない状態でした。

私)そうだったんですか、本当に残念でしたね!

セバス)私もとても悲しかったんですが、彼等の勇敢な行動は今でも鮮烈に記憶に残っています。また、市も彼等の勇敢な行動を賞賛し、6人の銅像を建立しました。もちろん今でも市の中心部にあります。

私)それはいい事ですね。で、どんな銅像ですか?

セバス)6人が必死に火事と戦っている様子です。それを見るといつも勇気付けられます。

私)そうでしょうね。でも、そういう勇敢な働きをした人達を「賞賛する」事はとても大事だと思います。日本ではあまりそう言った事をしませんので、
ややもすると陰で勇敢な働きをしている人達に気付きません。
日常的にも、際立った良い行動をした人は、もっと認識してあげて賞賛してあげると、良い波動が社会に広がって行くかも知れませんね。

セバス)そうですね。文化的や考え方の違いはあると思いますが、勇敢で崇高な行動を「認めてあげる」ことは必要ではないでしょうか。

私)私もそう思います。世界的にも歴史的にも偉大な働きをされている、"FUKUSHIMA 50"(実際には100人以上)の方々の、無事と成功を祈りたい気持ちで一杯です。そして、今度の大地震の犠牲者の方々の御冥福、それに一日も早い復興も心から祈っています。

2011年2月27日日曜日

花遊び

掃き込むにはあまりに美しい山茶花の落花です。
そこで、古い石器に浮かべてみました。すると、How beautiful !
桃色、白色の花が風に吹かれて水面を漂う姿に、うっとりと見とれてしまいました。
ガーデニングの魅力のひとつです。

折りしも老木(とても古い)の梅もちらほらと開いて、早春を寿いでいるように
感じた一時でした。


海鳥

夫の腰痛の保養も兼ねて、日奈久温泉に一泊して来ました。
実に寂れた温泉地で、「昔の光 いまいずこ」がぴったりと言った感じでした。
期待していた旅館も、写真とは大違いの設備の古さ!
しかしながら、新鮮な魚介類を中心とした料理は抜群で、不満も吹き飛んだ
夕食となりました。
温泉そのものの質もとても良く、あの山頭火も滞在した事があるそうで、
もっと色々工夫して、お客を呼び込めばいいのにと思ってしまいます。
何はともあれ、良い休暇を過ごす事ができました。


          旅館の近くで見つけた大きな海鳥。栄養が行き届いていそう。
 

       タチイオの活き作りがとても気に入った夫でした。


2011年2月13日日曜日

興味深いお話(No.20)~アメリカの生活裏話~

今月から私の英語スクールで講師をお願いする事になりました、セバスチャンはとっても素敵なまだ20代の青年です。カリブ海に浮かぶ美しい島国、プエルトリコから家族と供にアメリカに移住されたのは、10歳の時だったとか。
そのせいか、英語はネイティブと同じです。
3ヶ月ほど前に、長年の夢であった「日本に住みたい」が実現し、今は日本人の奥様と充実した毎日を過ごされています。
そんなセバスチャンとのある日の会話は、いつの間にか「アメリカの苦難」が見え隠れする内容となりました。
ここで一部を御紹介させていただきます。

私)日本に来られて3ヶ月だそうで、全てが興味深く感じられている事でしょう。
  今のところ、何が一番印象的でしたか?

セバス)それはもう、「健康保険」です。妻から「はい、これがあなたの保険証よ」と言って渡された時は、「WOW!」と感動してしまい、とっても嬉しかったです!生まれてはじめての健康保険証でした。
アメリカでは多くの人が保険は持ってなくて、持ってる人の方が少ないんです。

私)そうみたいですね。
ある本で、「アメリカでは普通に生活していると、いつの間にか借金漬けになっている」とありましたが、その大きな原因のひとつは「無保険と高額医療」だそうです。

セバス)そうですよ。
私も辛い経験があるんです。数年前にひどい肺炎にかかってしまい、ある大きな病院に行きました。診察とお薬をもらったんですが、
1,700ドル(約160000円)も取られました!
おまけに薬の量が少なすぎて、全然良くならなかったんです。しかたないので、公立の小さな診療所を受診しました。そこでは充分なお薬をもらえましたので、よくなる事が出来ました。

私)診察と薬でそんなにかかるなんて、驚きますね!
  でも、そんな公立の診療所もあるんですか?

セバス)はい、設備も良くなくて小さいんですが、15ドルと言う低額で受診する事が出来ます。でも、軽い病気しか治療できません。深刻な病気はやはり大きな病院に行かざるを得ませんから高額になります。

私)そうですよね。まあとにかく、肺炎が良くなって良かったですね。

セバス)ええ、でも一月近く仕事を休んでしまって、辛かったです。その公立のクリニックのお医者様も、「そんな定量の薬で良くなるはずがない」と驚いていました。とても悔しかったですよ。

私)そうですよね。でも、そんな公立の低額で受診できるクリニックがあると、 救いになる人も多いですよね。

セバス)ええ、でも、受診を希望する人が多すぎて、普通は1,2ヶ月は待ってないといけないんです。

私)わー、それは大変だ。
オバマ大統領も「国民皆保険」を目指しましたが,うまく行ってないみたいですね。
 ところで,その他に日本に来て印象的だった事は?

セバス) そうですね。以前より悪くなっているとはいえ、日本の仕事環境はアメリカに比べたらまだまだ良いですよ。

私)日本も失業率は5%を越えてますが、アメリカは10%位あるんでしょう?

セバス)ええ、凄く悪いです。また数値に現れない現実もありますからね。
 アメリカでは仕事を二つ、三つ持って働いている人も多く見かけます。それは
生活を豊かにするためとかではなくて、「普通に食べて行く」ためだけになんです。特に、メキシコとかからの移民はそんな境遇に置かれています。彼らは
メキシコに住む家族への送金もしてますから、本当に大変です。

また、そういう境遇にある移民達の境遇は「新しい奴隷制度」とも呼ばれています。

私)その言葉は、何かの本で目にした事ありますよ。
  暗い話になってしまいましたが、日本がそういう状況にならに様に
願うのみです。
  ここで、セバスチャン、陽気なサルサでも聞いて元気を付けましょう!

セバス)そうしましょう!! ♪♪♪♪♪…

ここの「うどん」はおいしい!

時々菊地の温泉に出かけています。
私達夫婦のごひいきの温泉屋は、豊富な温泉が深い地下からドンドン流れ込んでくる「100%源泉かけ流し」で、何の近代的設備もなく、地域の方の銭湯的なお風呂なんです。しかし…
そこのお湯は絶品です!とろとろとお肌に馴染む感触は何とも言えません。夫の腰痛にも大変良いようです。
入浴後の楽しみは、帰路の途中にあるこの「うどん屋」です。
古い動力機で伸ばしたり、切ったりで、太目のうどんと自家製のだしが効いた
スープは「おいしい!」の一言です。
奥さんが一人で切り盛りされている小さなお店の鄙びた雰囲気も、またアットホームです。
こんな「温泉屋」と「うどん屋」は大事にしたいですねー。



2011年2月6日日曜日

ローマ時代の諺

2月より私のスクールで英語とスペイン語を教える事になった、プエルトリコ出身のアメリカ人の先生が、こんな本を貸してくれました。
ローマ帝国時代の哲学者、政治家、聖職者、詩人等のウイットに富んだ
言葉を200余り集めてあります。
その当時の公用語は、もちろん「ラテン語」です。
この本はラテン語と英訳が載せてあります。
驚くのは、およそ2000年前に言われたこれらの言葉が、今でも立派に通用しますし、そのウイットの輝きは少しも色褪せていないのです!

ここに少し御紹介いたします。
"If you want to be loved, be lovable."
  (愛されたいなら、魅力的であれ)
"Nothing moves faster than gossip."
  (人の噂より早いものはない)
"It's better to trust in courage than luck."
  (幸運を信じるより、勇気を信じた方がよい)
"Death's unavoidable, let's have a drink."
  (死は避けようがない、ならば酒を飲もう)
"I am what you will be."
 (私の姿はあなたの将来の姿)→例えば老人が若者に言っている
"Tears for someboday else's troubles dry quickly."
(他人の不幸に流した涙はすぐに乾く)
"Men easily believe what they want to."
(人は信じたいと思っている事は容易に信じる)
"Money doesn't satisfy greed; it stimulates it."
(お金は欲望を満足させる事はない、欲望をさらに刺激する)
" Iam a rich man as long as Idon't pay for creditors."
(もし借金を返さなくてよいなら、私は金持ちだ)