2020年2月3日月曜日

「オカリナミニコンサート&国際交流の集い」

子供達が戯れる広い、広い公園、
早春の陽の光に輝く芝生が波打っている、
そんな美しい風景が窓から飛び込んでくる会議室でした。

そこに笑みを湛えつつ集ってくださったのは、何と48人!!
かくも盛大に、かくも活力あふれる集いができましたこと、
スタッフ一同、心より御礼申し上げます。

●第1部では、オハイエやメープルサウンズで、障がい者の方達の音楽指導に尽力されている
「ハルさん」に、約30分のオカリナコンサートをしていただきました。
「アメイジンググレイス」や「千の風」等の曲が、静かに力強く朗々とお部屋に流れ出すと
参加者の皆さんもウットリ♡






●第2部では、インドネシア出身で熊大の大学院工学部博士課程で「コンピューターサイエンス」を
研究されている「ハニフさん」が、自国の紹介をされました。

ハニフさんは、日本人に大人気のバリ島の紹介や、インドネシアの歴史等について、流暢な日本語を使ってお話しされました。
ちなみに、ハニフさんは日本のアニメや漫画(インドネシアでは大人気)が子供の頃から大好きで、それで日本語を全て覚えたそうですから、
驚きです。
インドネシアと日本の関係についてのお話もありましたが、それまでの340年間植民地支配をしていたオランダを破り、
大戦時3年間だった日本の植民地支配、スカルノ大統領の第?夫人であったデビ夫人、
新首都建設に莫大な投資をしているソフトバンク、領海で法破りな漁をする中国とのトラブル仲裁役の日本、インドネシア料理が大好きな現地の日本大使などなど、
歴史的にも将来的にも、両国が深い関係がある事などをお話しされました。

また私が、「2月末に一時帰国され、結婚されるんですよ」と申しあげますと、会場から割れんばかりの温かい拍手が沸き起こりました。
ハニフさんもとっても嬉しかった様子でした。


●第3部の「カフェタイム」では、KSN会員のMさん御家族が経営されている建設会社で働かれている、ベトナム出身の青年3人さんをお迎えしました。
皆さんの前に並んでいただいて、ちょっとたどたどしい日本語で自己紹介をしていただきますと、これまた大きな拍手が沸き起こりました。
私も(皆さん日本の状況が良く分かっていらして、頑張ってね、ありがとうね、の拍手なんだ)と感じました。



4グループぐらいに分かれて、スナックやコーヒー、ポンカン(バンエーさんの差し入れです、ありがとうございました)をいただきながらの
座談会には、ハニフさん、ベトナム青年さん達に各テーブルに入っていただきましたので、国際的座談会となり盛り上がりました(^▽^)

これまで「外国」と言えば、私達の頭には「西洋諸国」が浮かんだ時代でした。でも、この日の集いのように、
これからは先ず「アジア諸国」が先に来る時代となって行くでしょう(もう既にそうなっているかも)
日本に来るアジア諸国の労働者が「日本に働きに来て良かった」と思えるような日本であり、日本人でありたいと思います。
そんな深いことを学ばせていただいた一日でした。
皆さまの御協力に、心より感謝申し上げます。

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